【サックス用語辞典】第48回 ティップ・オープニング

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年10月27日

ティップ・オープニング(略してオープニング)とはマウスピースの先端部分“ティップ”部分とリードとの開き具合(距離)の事を指しています。

ティップ・オープニングは一般的に数字などで表されており、数字が増えるほど開きが大きくなっています。

例えば“メイヤーの5番”と言えば、メイヤー社の5番という開きのマウスピースのことを指します。

(数字と実際の開き具合の相関関係はメーカーによって異なります。)

47cut

▲(左)セルマー社ラバー S90 180番、(右)ビーチラー社メタル 7番

数字の大きさにかかわらず右側のティップ・オープニングの方が広いのがわかる。

 

ティップ・オープニングが広いと大量に息が入るので大きい音が鳴りやすく、音量差をつけやすいメリットがありますが、コントロールしづらくなるデメリットもあります。

逆にティップ・オープニングが狭いと音量は稼げないですが、繊細なコントロールをしやすいマウスピースになります。

 

ティップ・オープニングの特徴

 オープニング 広い 狭い
音量
肺活量 多く使う(音を伸ばしづらい) 少なくて済む(音を伸ばしやすい)
コントロール 難しい 容易

 

無理なく吹けて、自分に合ったマウスピースを見つけましょう。

 

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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