【サックス用語辞典】第47回 レール、テーブル

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年10月20日

今回はマウスピースの構造の続きで、レールとテーブルについて解説します。

マウスピースの吹きやすさを決定づけるのがティップ・レールやサイド・レール、そしてテーブル部分です。

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まずレール部分が左右非対称であったり欠けていたりすると、息の通り方が不自然になってリードの振動が不安定になってしまいます。そしてテーブル部分がある程度平らでないとリードが安定せず、振動を最大限に引き出すことができなくなってしまいますね。

 

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▲写真のように外形が左右非対称のマウスピースは、テーブルやレールも非対称になりやすいので注意が必要です

(※こちらは参考資料として入手したマウスピースです。)

 

そしてマウスピースを落としたりして欠けたりすると、音のコントロールが一気に難しくなってしまいます。落下に気をつけることはもちろん、マウスピース・キャップなどでしっかりと保護をしておくことも重要です。

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▲楽器を片付ける際には、リガチャーの変形予防だけでなくテーブル部分の保護目的として、使わないリードを挟むようにしておきましょう

 

マウスピースは繊細に出来ています。普段から丁寧に扱うようにして下さい。

 

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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