【サックス用語辞典】第46回 バッフル

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年10月13日

バッフルとはマウスピースの内壁で、ちょうどリード裏になる部分を指します。
このバッフル部分がマウスピースの音色の明るさを変化させる部分です。

バッフルはさらに“ハイバッフル”と“ローバッフル”に分けられます。

ハイバッフル

ハイバッフルcut

ローバッフル

ローバッフルcut

※画像はマウスピースの内部の形状のイメージ図です

バッフルを大きく取るとチェンバー部分が小さくなるので「ハイバッフル/スモール・チェンバー」「ローバッフル/ラージ・チェンバー」の組み合わせが一般的ですが、マウスピースによっては「ハイバッフル/ラージ・チェンバー」のようなマウスピースもあります。

 

ハイバッフルのマウスピースは息が速く入るようになるので(イメージとしてはホースの先をつまむと水が勢いよく出てくる感じ)音色が明るくなり、逆にローバッフルのマウスピースは音色がダークな感じになるのが特徴です。

ハイバッフルのマウスピースは音色に特徴を出しやすくなるメリットもありますが、息はたくさん入らないので音も細くなってしまうデメリットもあります。

 

ロックやフュージョン系などエレクトリックな音楽では音色を目立たせるためにハイバッフル系のマウスピース、逆にアコースティックな響きを求める場合はローバッフル系のマウスピースを使うのが一般的な選び方ですね。

 

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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