【サックス用語辞典】第45回 リード

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年10月6日

リードは同じメーカーの同じ番号でも、製品の種類によって吹奏感やサウンドが異なります。
それはリードの設計がメーカーだけでなく製品毎に違うからです。

リードには部位ごとに名称があります。

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まずは加工されている部分を“ヴァンプ”と呼び、削られていない方を“ヒール”と呼びます。

ヴァンプ部分でも先端を“ティップ”、中心部分を“ハート”と呼びます。

 

同一メーカーでも様々な製品名でリードが出ています。

(例:バンドーレン社でもトラディショナルやJAVAなど)

これはティップやハート、ヒールの厚みが異なる設計のものです。

この設計による違いで同じメーカーの同じ番号でも、製品の種類によって吹奏感やサウンドが異なります。

 

一般的にティップが薄くハートが厚いものはクラシックなどに好まれ、ティップが厚くハートが薄いものはジャズ・フュージョン系に好まれる傾向にあります。

“クラシック向き”“ジャズ向き”と書かれている場合はこの厚みの違いになります。

 

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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