ファンキー・サックス奏者、藤野美由紀がメジャー・デビュー・アルバム『LADY SAX』をリリース!

オススメの作品 by 柴智和 2015年4月23日

藤野

藤野美由紀は、ソウルやファンクを中心とした骨太なプレイに定評のあるサックス奏者だ。
キャンディ・ダルファー(as)に代表される女性ファンク・サックス奏者の草分け的な存在として日本のシーンを牽引してきた。

これまでに2枚のCDを発売し、スタジオ・レコーディングやレッスン・インストラクター、専門書での執筆など幅広い活動を展開してきた彼女が、満を持してメジャー・デビュー・アルバム『LADY SAX』を発売。

ここではサクブラWEB限定の特別インタビューをお届けしよう。

 

ニュー・アルバム『LADY SAX』制作の裏のエピソード

● ニュー・アルバム『LADY SAX』ではSHOGUNの芳野藤丸(g)さんがプロデュースされてますね。

◎ はい、実は面白い話で、3年前に彼が私のライブに偵察に来たのが最初の出会いなんですよ。彼は今まで歌モノのプロデュースが多かったんですが、インストのプロデュースもしたかったそうなんですね。それで女性のサックス・プレイヤーを探していて、特にファンキーなものが好きだということで私を見つけてくださったんです。そこから数回ライブを観に来てくださるようになって。その後ベースの斉藤“TAK”貴之(b)さんに藤丸さんとのライブに共演者として誘っていただいたんです。そのときのライブの感触がすごく良くて藤丸さんが“これを形にしましょう”ってプロデュースに名乗りを上げてくださって、それからトントン拍子で話が進みましたね。

● さらにゲストには藤井尚之(ts)さんが参加されていますね。

◎ 尚之さんは私がサックスを始めるきっかけになった人なんです。東京スカパラダイスオーケストラのGAMO(ts)さんが私と会っていただけるようにつないでくださって、尚之さんにお会いしたときに“ゲストで出演してください”って頑張って口説いたんですよ。それとプロデュースが決まったのが同じ時期で、本当に偶然が重なったことなんですよね。

● 今作のレコーディングをするにあたってコンセプトはあったんですか。

◎ もともと私がライブでやっていたのもファンクだったんですが、プロデューサーの藤丸さんは特に“熱い”ファンクが好きで、そういうものが作りたいねって話はありました。それから今回はカバー曲を演奏していて、ワム!の「Careless whisper」は私が尚之さんと一緒に演奏したくて選んだ曲なんですが、ホイットニー・ヒューストン(vo)の「Saving all my love for you」は最後まで曲が決まらなくて困ってたときに、藤丸さんが私のサックスで吹いたら良さそうな曲ということで探して選んでくださったんです。“お前に絶対合うからこれ吹け”って。

● プロデューサーの腕の見せ所といったところでしょうか。アルバム全体もサックスを引き立てるようにアレンジされているように感じました。

◎ そうなんです。藤丸さんのポリシーはプロデューサーが出過ぎないようにすることらしいんですよ。“自分のことはSHOGUNでやれば良いから、人を引き立たせるプロデュースをしたい”って言ってました。でも“こっそり教えとくと、出過ぎない方が逆に目立って良いんだよ”とも言ってましたね(笑)。

● レコーディングは普段からご一緒に活動されているメンバーに藤丸さんを加えて行なわれたと聞きましたが、バンド・サウンドはいかがでしたか?

◎ もともとすごく良いメンバーだったんですけど、藤丸さんが加わってくれたことでより機能しだしたというか回り始めた気がします。本当に魔法みたいですね。

● 今作でこだわったところや聴き所を教えてください。

◎ 強力なリズム・セクションに乗って歌うように演奏したので、聴いてくださる皆さんもただ聴くという感じではなく、そのグルーブに一緒に乗っかって聴いてほしいですね。ライブでもそれをコンセプトにしていますから。

 

『LADY SAX』/ 藤野美由紀

発売日:2015年4月22日

販売元: Bellwood Records

製造番号: BZCS-1122

価格: CD/2,500円(税込価格)

 

■収録曲

01 Party Party Party

02 Lady Sax

03 Calling

04 Turn the night

05 Saving all my love for you

06 Funny story

07 You are here

08 Careless whisper※

09 Come to my life

 

Profile: 藤野美由紀

大阪府出身のファンク・サックス奏者。黒系のファンク・ソウルをサックスで歌うスタイルが持ち味。ボーカル・グループ“ゴスペラーズ”の村上てつや(vo)などシンガーをゲストに迎えたリーダー・ライブを実現するほか、土岐英史(as)をはじめ、ジェームス藤木(g)など多数の一流アーティストとの共演を果たす。

2008年6月、ファースト・アルバム『Stay Funky』を全国リリース。同年11月には ミニアルバム『Memories Story〜LOVE.LIFE〜』をリリースする。

自身の演奏活動に加えアーティストのコンサート・サポートも行なっている。また大手楽器店と提携しサックス・セミナーで全国をまわるほか、石森管楽器店にてサックス・アドバイザーを務め、多くの生徒を指導している。

 

【参加メンバー】

芳野藤丸(g,produce)

金子隆博(p,key)

大島俊一(key)

斉藤“TAK”貴之(b)

江口信夫(ds)

【ゲスト・プレイヤー】

藤井尚之(ts)※1曲のみ参加

 

藤野美由紀公式WEB

 

TUNECORE JAPAN