IK MULTIMEDIAの音場補正システム:最新バージョン発表

PRODUCTS by サウンド&レコーディング・マガジン編集部 2017/06/22

Mic+soft

IK MULTIMEDIAが、音場補正システムのARC System 2.5 With MEMS Microphoneを発表した。この“ARC System”(Advanced Room Correction System)とは、専用のマイクとソフトで測定/解析した部屋の音響特性を、専用のプラグインで補正するというもの。Mac/Windows(32/64ビット)に対応し、プラグインはVST/AU/RTAS/AAXフォーマットをサポートする。発売は7月末〜8月の予定で、価格は以下の通りだ。

・ARC System 2.5 With MEMS Microphone:26,500円
・ARC System 2.5 With MEMS Microphone クロスグレード版:20,000円
・ARC System 2.5 Software Upgrade from ARC System 1/TDM:€49.99

※クロスグレード版は、$/€99.99以上のIK MULTIMEDIA製品を登録している人が対象
※ARC System 2ユーザーは、無償でソフトウェア・アップデート可能
(Ver. 2のマイクはそのまま使用可能。後述の新マイクは別途購入の必要あり)
※ARC System 1(TDM版を含む)のユーザーは、IK MULTIMEDIA Online Storeにて
ARC System 2.5ソフトウェア・アップグレードも利用可能

ARC Systemはオーディオ愛好家らに支持されているディベロッパー、AUDYSSEY LABORATORIESとともに開発され、2007年にVer. 1が登場して以降、世界中のミックス/マスタリング・ルームで使われている。

 

▲部屋の特性を測定する際は、測定ソフトのウィザードに従って進めればよい

▲部屋の特性を測定する際は、測定ソフトのウィザードに従って進めればよい

今回のARC System 2.5 With MEMS Microphoneには、“MEMS”(Micro Electrical-Mechanical System)技術を採用した無指向性マイクが含まれ、カプセルはマイクロ・チップをベースにしている。これにより、コンデンサー・マイクのカプセルと比べて動作が安定しており耐用期間も長い。また、製造過程に起因する個体差が極限まで抑えられているという。周波数特性は20Hz〜20kHzで、フラットな音質を特徴としているので、常に安定した音場測定が可能。前バージョンのユーザーは、このマイクを9,000円で単体購入できる。

 

▲測定マイクの内部。クローズアップ撮影されている部分は、収音部である

▲測定マイクの内部。クローズアップされているのは収音部

ソフトはAUDYSSEY LABORATORIESのイコライジング技術“MultEQ XT32”を実装し、7〜16ポイントを測定した後プロファイルを作成/保存。それをプラグインからロードし、スピーカーの出音を補正する流れだ。そのほかテレビやカー・オーディオ・システム、ラジオなど各メディアの特性をシミュレートする“バーチャル・モニタリング”機能などが搭載されている。

 

▲音場補正プラグイン

▲音場補正プラグイン

 

製品ページ
・ARC System 2.5 With MEMS Microphone
http://www.ikmultimedia.com/products/arc2/

問い合わせ
IK Multimedia Asia
http://www.ikmultimedia.com/

 

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