「テイラーの12弦」が10万円台前半で購入可能に!

PRODUCTS 2014/06/09

 エレクトリック・アコースティックを中心とした製造で世界最大シェアを誇るテイラー社の2014年新製品「150e」。これまでエントリー・ラインである100シリーズには12弦が用意されていなかったが、今回新たにラインナップされることに。

 優れた演奏性や正確なピッチ感、それに高品位の自社出力システムなど、テイラー社のギターは主にその実用性において絶大な信頼を得ており、中でもシビアなセッティング精度が求められる12弦ギターをテイラーに頼る人は少なくなかった。しかし、これまで同社は12弦を300シリーズ以上のラインでしか扱っておらず、定価は最安でも20万円を超えていた。12弦をメインに使おうという意志でもない限り、一般層が求めるには少し敷居が高かったのが実状だったのだ。が、この「150e」の登場によりテイラーの12弦が10万円前後で入手できるようになるわけだ。

 基本仕様は従来の100シリーズに準じたもので、ボディにシトカ・スプルースとサペリを配しつつ、PUには定評あるESシステムを採用。総じて癖のないニュートラルなサウンドが持ち味だと言える。ちなみに低価格帯シリーズにつきサペリには合板が用いられているが、これは別段ネガティブに捉える必要はなく、逆に合板を使うことで共振の多い12弦にありがちな基音のぼやけが克服されたとも言えるし、それに伴って出力時の音作りがしやすくなるというメリットもある。録音/ライブなどを想定したプレイアビリティでは、同社ハイ・ラインの12弦と比べてこちらに軍配が上がることも考えられる。

 初回入荷は6月中旬を予定。現在はドレッドノートのノン・カッタウェイ仕様のみのリリースとなっているようだが、今後別サイズのカッタウェイ付きなどが発売される可能性もあるだろう。安価で高品位な12弦が普及していけば、また新たなギター音楽の誕生も期待できる。同製品のチェックとともに、シリーズの動向にも注目していきたいところだ。

製品情報 デジマートでこの商品を探す

Taylor / 150e 12-String
価格:¥130,000 デジマートでこの商品を探す
【スペック】
●ボディ・トップ:シトカ・スプルース ●ボディ・サイド&バック:サペリ ●ネック:サペリ ●指板:エボニー ●ブリッジ:エボニー ●PUシステム:ESシステム
【問い合わせ】
山野楽器 海外事業部 TEL:03-3862-8151 http://www.taylorguitars.jp
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