ヤマハ新製品内覧会でドラム「LIVE CUSTOM」やDTXシリーズ新モデルなどが登場

PRODUCTS by RandoM編集部 2013/05/22

5月16日、ヤマハの新製品内覧会でドラム、アンプ、ウクレレの新製品が公開された。ドラム製品ではライブ・パフォーマンスで迫力あるサウンドを実現する「LIVE CUSTOM」と、エレクトロニック・ドラム「DTX502シリーズ」、そしてラインナップを一新したジルジャンのシンバルが登場。またウクレレの「YSU/YCUシリーズ」やクリップオンチューナーなどが発表された。

まず、今年1月のNAMM Show2013で登場した、アコースティック・ドラム「LIVE CUSTOM」シリーズ。国内ではこの内覧会が初公開となったため、注目度も高かった。「オーク100%」で構成されたシェルは、ヤマハ最上位機種のPHXシリーズや、カポール100%のCLUB CUSTOMシリーズなどにも通じる「マイク乗りの良い音質バランス」を狙っている。会場では、豊富な低音が特長のOAK CUSTOMで録音された音と、LIVE CUSTOMで録音された同フレーズを聴き比べるコーナーもあり、同じオークという素材ながら、LIVE CUSTOMの方が、よりパワフルで分厚いサウンドであった。デモ演奏で登場した今井義頼(有形ランペイジ)も、普段のセットはOAK CUSTOMを使用しているが、「耳にも物理的にもパワフル。音の分離もよく、各シェルのマイク乗りもいい」とコメント。また、「チューニングもしやすく、本番前のサウンドチェックも短時間で終わった」とのこと。ライブでもレコーディングでも活躍しそうなセットだ。

6月25日発売予定。価格は5月22日現在、ドラム・セット、スネアとも、未定となっている。

LIVE CUSTOM

LIVE CUSTOM

有形ランペイジ 今井義頼

有形ランペイジ 今井義頼

続いて、エレクトロニック・ドラムのDTXシリーズの新モデル、「DTX502シリーズ」が登場。

音源モジュールの「DTX502」は、VST音源のシンバル・サウンド等を新たに搭載。また、レーザー解析などの新たな方法を用いて、叩いたときの音の強弱などをよりナチュラルなものに進化させ、演奏性を向上させている。従来通り、8種類の練習機能も付いているので、日頃の練習にも役立つ。

こちらも、デモ演奏で今井義頼が登場。JAZZのキットの、タムのサウンドの響きに、「いつまでも叩き続けちゃいますよ(笑)」と、DTX502にかなり満足していた様子だった。

パッドのTP70と音源のDTX502を備えた「DTX522K」、ハイハット・スタンド付の「DTX532K」(写真)、タムにDTX-PADを採用した「DTX562K」がラインナップされており、オープン・プライスながら市場予想価格もリーズナブルになっている。

6月25日発売予定。

DTX532K

DTX532K

ジルジャンからは、A.Zildjanの「A」ロゴが新しくなり、シリーズの再構築が行われたことと、新モデルが発表された。また、Z3シリーズがA.Zildjanに仲間入りして「Heavy A」となり、その10モデルが公開された。

A.Zildjanの新モデルは、23″のSWEET RIDE、19″と20″のA THIN CRASH、20″のA MEDIUM THIN CRUSHの4モデル。なかでも23″SWEET RIDEは23インチという奇数サイズが特長で24インチに近いレガート・フィールと、22インチに近いスタンダードさを持ち合わせており、パワフルながらコントロールしやすい。今井義頼のデモKITにも組み込まれていて、パワフルなベル・サウンドと、埋もれないレガート・サウンドが会場に響いていた。

さらに、今井義頼のデモKIT には、19″のA THIN CRASH がトップ位置に、17″のA FAST CRASHがフロアタム上部にそれぞれ組み込まれていた。それぞれ18インチや16インチのクラッシュよりもワンサイズ大きいものの、コントローラブルなサウンドで、さまざまな現場で活用できそうだ。

新しいロゴを装備した、A.Zildjanの新ラインナップ

新しいロゴを装備した、A.Zildjanの新ラインナップ

ギター関連では、マーシャルよりスラッシュのシグネイチャー・モデルのコンボ・ギター・アンプ「SL-5」が発表された。2011年に発表された AFD100スラッシュ・シグネイチャーを、サウンドを踏襲しつつも5W出力にしたもので、自宅でスラッシュのサウンドが実現できる。またスイッチで 5W/1Wに出力切り替えが可能だ。

7月頃発売予定。

デモ演奏を行った本田優一郎

デモ演奏を行った本田優一郎

また、参考出品ながら、所有欲を刺激する、マーシャル・アンプをカスタマイズできる「Custom Shop3段スタック」も発表された。現行のUK製マーシャルの、カバリング/フレットクロス/ロゴ/コーナー/パイピングを、自由にカスタマイズでき る。フレットクロスには、写真のようにアートワークをスプレー・プリント可能で、自分だけのこだわりの1台が作れる。

7月発売予定。

Custom Shop

Custom Shop

ハンドメイドのウクレレ「YSU/YCUシリーズ」も登場。伸びとあたたかみのある音が特長のマホガニー単板の2機種「YSU500(ソプラノサイズ)」、「YCU500(コンサートサイズ)」と、ハワイアンコア単板でコードストロークに最適な2機種「YSU1000(ソプラノサイズ)」、「YCU1000(コンサートサイズ)」の、計4モデルがラインナップしている。

6月22日発売予定。

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またクリップオンチューナーの「YTC5」「YTC10」も6月15日発売予定だ。

YTC5/YTC10

YTC5/YTC10

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