新しい制御技術とソフトウェアを一体化したMartin Audioのマルチセルラーラウドスピーカーアレイシステム

MARTIN AUDIO MLA

PRODUCTS by 編集部 2011/11/24

株式会社オーディオブレインズより先頃発売された、英国Martin Audio(マーティンオーディオ)のマルチセルラーラウドスピーカーアレイシステム「MLA」。その主な特徴を紹介しよう。

MLA(マルチセルラーラウドスピーカアレイ)システムは、全く新しい制御技術と、画期的な数学的最適化ソフトウェアを統合し、今までなしえなかった制御を、大規模空間でのSRの現場で実現する最新のテクノロジーだ。これまでのMartin Audioで定評のあった高音質を継承しながら、会場内全ての位置において驚異的な音の均一性を提供するシステムとなっている。

MLAの制御技術とソフトウェア

MLAは、セルラー方式のアレイデザインと画期的なソフトウェア制御を用いることによって音の均一性の問題とセットアップ上の課題を同時に解決するシステムだ。これによりどんな会場でも、かつてない精度を持った均一な再現性で、サウンドエンジニアのミックスそのものをオーディエンスへ届けることができる。

MLAシステムでは、オーディエンスの位置や会場内の音響特性自体が、総数144個(24本アレイの場合)に及ぶ素子「セル」によって行なわれる最適化処理の判断基準となっている。

ソフトウェアは最初に、会場のオーディエンスの位置において一貫性をもった周波数特性とSPLを実現するために、どういった音源が必要であるかを分析する。次にそういった理想的な音源を作り出すためにMLAの内部設定を行なう。これらソフトウェアによる数学的な最適化計算が、位置や距離の違いで生じる周波数特性や音圧の差異の問題を解決する。

完全なる統合されたシステム

MLAは24本のエンクロージャーを用いることによって、到達距離150m以上の会場でも優れたパワーと明瞭度を得ることができるよう設計されている。一方そのコンパクトなサイズとスケーラビリティ一は劇場空間にも適している。

また、簡単に使用できるオーディオネットワーク経由の通信と制御は、特別なITの知識を必要としない。

加えて、CLASS-DパワーアンプとU-NETデジタルオーディオネットワーク、DSPコントローラーが個々のエンクロージャーに統合されているため、太くて長いケーブルを引きまわすことなく容易に設置でき、固定設備においても大きなメリットをもたらす。

さらにMLAは、VU-NETコントロールソフトウェアを用いてPCまたはワイアレスタブレットPCから、グラフィカルなインターフェイスを通じて直感的にリモートコントロールすることが可能となっている。

音響的デザイン

MLAは既存の同サイズのラインアレイ製品に比較して、低域で5dB、中域で10dB、高域で10dBの出力増強を可能にしている。104dBの能率を持つMLAの低域は、一般的に98dBの低域能率のダイレクトラジエーター方式のラインアレイを易々と凌駕。高域においてはMLAの新しいウェーブフロント技術が、垂直方向に対する均一性とカップリング性能を著しく改善している。

またMLAは3WAYの全体域ホーンロード設計で、軸上においても、軸を外れた場合にもスムースな周波数特性を実現する。

さらにMLAは、1mで低域140dB、中域139dB、高域145dBというこれまでにないピーク出力を持ち、高い明瞭度と音質を実現している。

MLDダウンフィルとMLXサブペース

MLAシステムの他のスピーカーコンポーネントとして、MLDダウンフィル、MLXサブペースも用意されている。

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