アビッド、Pro Tools|HDXとPro Tools 10ソフトウェアを発表

PRODUCTS by 編集部 2011/10/25

アビッドテクノロジー株式会社は2011年10月24日、最新のデジタルオーディオワークステーションとして「Pro Tools|HDX」と「Pro Tools 10ソフトウェア」を発表した。

Pro Tools|HDXとPro Tools 10はともに、オーディオ制作現場で益々高まるニーズに応えるべく設計されており、より高い性能、より早いワークフロー、より簡単なコラボレーションをプロフェッショナル・ユーザーに提供するという。

Pro Tools|HDXは、既存のPro Tools|HD Accelカードと比較すると、カード1枚で5倍以上のDSP処理能力を持ち、1000dB以上の追加ヘッドルーム、4倍のトラック数、2倍のI/Oを可能とする。また最大3枚のPro Tools|HDXと複数のPro Tools HDシリーズインターフェースを組み合わせることで、トラック数、パワー、I/Oの拡張も可能。

Pro Tools 10は、多数の新機能により、録音、作曲、編集、ミックス、再生のいずれにおいても、より高い品質と高いパフォーマンスを実現。新たに追加されたクリップゲイン機能は、プリ・ミックスレベルをPro Toolsソフトウェアのミックスオートメーションから分離させ、サウンドエディターとミキサー間のワークフローを格段に改善する。

Pro Tools|HDXの価格と国内出荷については現在のところ未定。Pro Tools 10ソフトウェアは、次の内容で10月末以降の国内出荷が予定されている(価格はすべて市場予想価格)。

Pro Tools ソフトウェア 63,000円
Pro Tools ソフトウェア・アップグレードfrom v. 9 26,250円
Pro Tools SW クロスグレードfrom LE 46,200円
Pro Tools SW クロスグレードfrom MP 46,200円
Complete Production Toolkit 178,500円

Pro Tools|HDXの主な特長

より大きな、より良いミックスを素早く

  • 既存のカードと比較すると5倍の処理能力。
  • 最大4倍まで再生可能トラック数を増加。少ないカードで大規模なセッション管理が可能。
  • カード1枚につき64チャンネルまでI/Oの拡張が可能。少ないカードでより規模の大きなコンフィギュレーションが可能。

ヘッドルームを拡大

  • 浮動小数点アーキテクチャにより、ヘッドルームがさらに1,000dB以上拡大し、サウンドの解像度が向上。レコーディングやミキシングにおけるサウンド品質が格段に改善。
  • Pro Tools HDシリーズインタフェースを使用することで、透明度の高いキャプチャ、モニタリング、アウトプットが可能。

新しいAAXプラグインフォーマット

  • Pro Tools HD 10は、新しいAAX (Avid Audio eXtension) プラグインフォーマットを採用。DSP駆動システムとネイティブ・ベースのPro Toolsシステム間でセッションを共有する際、より良いワークフロー、高いサウンド同一性を実現。
  • AAX DSP とAAX Nativeという2つのフォーマットにより、AAXはPro Toolsテクノロジーにおける新しい可能性を引き出す。

Pro Tools HD 10 ソフトウェア- 同梱

  • 1枚のカードで256オーディオ・トラックを録音・再生可能(カード3枚の場合、最大768トラックの再生が可能):最大規模のミックスをサポート。
  • 拡張ディスクキャッシュにより、録音・再生時のレスポンスが向上:RAMに全てのセッションの全てをロードし、Avid Unity ISISなどのネットワーク接続ストレージやローカルドライブの活用で最大数のトラックを実現。
  • Satellite Linkオプションを活用して、最大12台のPro Tools|HDシステムを制御。D-Commandコントロール・サーフェイスのマルチ・モードを使うと、2台のPro Tools|HDシステムからオーディオのミキシング作業が可能。

 

Pro Tools 10の主な特長

最も堅牢なツールで、素早く簡単に作業

  • クリップゲイン機能を使って編集もミックス作業もスピードアップ。
  • ディスク処理機能の改善とリアルタイムフェードで、ネットワーク経由ドライブあるいはローカルドライブでもパフォーマンスを向上。
  • 単一のタイムライン上で複数のプロジェクトを同期させる際、24時間タイムラインでより柔軟性を強化。

これまでにない最高のサウンドを実現

  • ファイルの変換は行わずに、インターリーブ形式を含む複数のファイル・フォーマットと混合ビット・デプスを同じプロジェクトで併用可能。
  • 32-bit浮動小数点フォーマットに対応: 録音、編集、ミックス作業で高解像度を実現。
  • System 5コンソールのEQやDynamicsを再現するAvid Channel StripプラグインがPro Tools 10に付属。

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