スタインバーグよりUSBオーディオインターフェースの新製品が2機種登場

Steinberg UR28M/UR824

PRODUCTS by 編集部 2011/09/14

ヤマハ株式会社は、Steinberg Media Technologies GmbH(スタインバーグ社)との共同開発によるUSBオーディオインターフェース「UR28M」と「UR824」を、スタインバーグ・ブランドで近日発売することを発表した。

「UR28M」(写真左)と「UR824」(右)は、USB2.0接続タイプのマルチ入出力型オーディオインターフェースだ。両モデル共に「MR816」で培った技術を投入。高音質かつモニタリング音の遅れを感じさせない録音環境を実現し、強力なDSPエフェクトも搭載している。また豊富な入出力を備え、高品位なマイクプリアンプ「D-Pre」を搭載するなど、高い基本性能を実現。これらのハードウェアの機能を余すことなく直感的に操作可能にするため「Cubase」シリーズとの高い親和性も図られている。音楽制作ソフトウェア「Cubase AI 6」もバンドルされているため、購入してすぐに最新の音楽制作環境を構築できる。

発売日は「UR28M」が2011年10月1日(土)、「UR824」が11月15日(火)。価格はいずれもオープンプライス。

UR28M/UR824の主な特長

1.オーディオインターフェースとしての充実した基本性能

「UR28M」「UR824」は、最高24bit/96kHzに対応したUSB2.0オーディオインターフェース。FireWireオーディオインターフェース「MR816」の”音の良さ”を踏襲し、音質に徹底的にこだわって作られている。

両モデルとも、マイク入力にはディスクリート方式Class-Aマイクプリアンプ「D-Pre」を搭載。高級オーディオで使用されるインバーテッドダーリントン回路を採用しており、歪みやノイズの少ない、音楽的なキャラクターを持ったバランスのよい音質を実現している。

また、ソフトウェアによる音楽制作環境で問題となるモニター音の遅れ(レイテンシー)に対し、DSPエンジンによる「True Integrated Monitoring」を搭載して解決。ハードウェアミックスにより余計なミキシングソフトを必要とせず、レイテンシーを感じない快適なモニタリング環境を実現する。

2.操作子を上面に集約したデスクトップ型6イン8アウトの「UR28M」

「UR28M」は、操作子を上面に集約し、自宅の制作環境で使いやすいデスクトップ型のデザインを採用した6イン8アウトのモデル。

2つのノイトリック製TRS/XLRコンボジャック入力にはマイクプリアンプ「D-Pre」を搭載しており、コンデンサーマイク用48Vファンタム電源供給対応、エレキギターやベースを直接接続するためのハイインピーダンス切り替えスイッチも備えている。

さらに2つのTRSによる計4アナログ入力、6アナログ出力に加え、2TR IN(ステレオミニ端子)とS/P DIF(COAXIAL)のステレオデジタル入出力を装備。6アナログ出力には、最大3セットのモニタースピーカーを接続して、本体のボタンやノブで、ボリューム、ミュート、モノラルミックスなどをコントロールでき、さらに独立した2つのヘッドホンアウトも備えている。作業に応じたモニタリング設定など、プロのスタジオ環境をデスクトップで簡単に実現することができる。

3.高音質録音を追求したラックマウント型24イン24アウトの「UR824」

「UR824」は、24イン24アウトの1Uラックマウント型USB2.0オーディオインターフェース。

8つのノイトリック製TRS/XLRコンボジャックによる入力、8つのTRS出力で構成される計8アナログ入出力に加え、2系統のADAT入出力を備え、デジタル16チャンネル入出力をカバーしている。8つ全てのアナログ入力には高品位なマイクプリアンプ「D-Pre」を搭載、48Vファンタム電源供給対応、1/2chにはハイインピーダンス切り替えスイッチも備えている。

デジタル入出力には、オーディオ周波数帯のジッターを除去し、音質向上効果をもたらす「JetPLL」技術を採用。ADATデジタル接続の際にも、高いクロック同期性能を持つ。もちろん、ワードクロック信号送受信用のBNC端子も搭載している。

また「True Integrated Monitoring」を実現するDSPミキサーにより、最大24チャンネルの入力信号を4つのステレオにミックスして出力することができ、その中の2つのステレオを別々のヘッドホンでモニターすることができる。また、任意のステレオ入力を任意のステレオ出力に直接割り当てることもできる。

4.強力なDSPエフェクトを内蔵しVST3エフェクトプラグインもバンドル

「UR28M」「UR824」は、「Sweet Spot Morphing Channel Strip」(SSMCS)と「REV-X」の2種類のDSPエフェクトを搭載している。

「Sweet Spot Morphing Channel Strip」は、ヤマハの技術開発グループ「K’s LAB」が世界で名機と呼ばれるさまざまなコンプレッサーとイコライザーを徹底的に研究して開発し、それらを組み合わせたエフェクト。プロフェッショナルエンジニアのノウハウが凝縮されたセッティングがあらかじめ用意されており、簡単な操作で効果的な結果を得ることができる。

一方、「REV-X」は、ヤマハがプロオーディオ機器用に開発し、デジタルミキサーなどに搭載されている高品位なデジタルリバーブエフェクトだ。

これらのプラグインはCPUネイティブのVST3プラグインとしてもバンドルしており、DSPを使用せずにコンピューターだけでも使用することも可能。

5.「Cubase」との高い親和性に加え、最新の音楽制作ソフトウェア「Cubase AI 6」をバンドル

「Cubase」シリーズとともに使用する場合は、付属する「TOOLS for UR」をインストールすることで「Cubase」上のオーディオデバイスなど各種設定は自動で行われるため、煩雑な作業は必要ない。「Cubase」シリーズから直接「UR28M」「UR824」の入力設定画面などにアクセスすることができ、ルーティングやDSPエフェクトなどをスピーディーに設定可能。また、スタインバーグとヤマハによるソフト&ハードの共同開発で実現した AI(Advanced Integration)Functionsにより、ソフトとハードの垣根を取り払い、新次元の連携機能を実現。

加えて「Cubase AI」の最新バージョン「Cubase AI 6」も同梱。音楽制作ソフトウェアのフラッグシップモデル「Cubase 6」と同じオーディオエンジンを採用し、厳選された機能を搭載したソフトウェアなので、購入したその日からすぐに音楽制作が可能。

6.スタンドアローンで使用可能な「dspMixFx」

「Cubase」シリーズ以外のDAWソフトウェアで「UR28M」「UR824」を使用する際には、付属の「dspMixFx」を用いることで、UR本体に搭載しているDSPミキサーやDSPエフェクトの設定が可能。ASIOドライバまたはCoreAudioドライバと互換性のあるDAWソフトウェアで使用することができる。

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