曽根由希江×CASIO PX-735~音とタッチにこだわったスタイリッシュモデル

デジタルピアノショッピングガイド2012 by 撮影:星野俊 2011年12月17日

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コンパクトでスタイリッシュなフォルムでありながら、グランドピアノの音質と鍵盤タッチを徹底的に追求したカシオの”プリヴィア”。同シリーズの最新モデルがPX-735です。美しいホワイトウッド調(写真)をはじめ、3色の外装が選べるのも魅力。自分の好きな場所に設置していつでも気軽に演奏を楽しむことができるデジタルピアノです。

dpguide2012-1-2.jpg……スリム/スタイリッシュ派 dpguide2012-1-3.jpg……スタンダード派

Basic Point 音とタッチへのこだわり

自然で滑らかな強弱を実現

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コンピューターグラフィックのモーフィング技術を応用し、グランドピアノからサンプリングした複数の強弱音を、段階を感じさせることなく滑らかに変化させる”リニアモーフィングAIF音源”を搭載。スピーカーは本体下に設置されているので、広がりを感じながら表情豊かなサウンドで演奏を楽しむことができます。

連打性を追求した鍵盤

グランドピアノと同様に、バネを一切使わないハンマーの自重のみによるアクション機構を装備。また、打鍵の変化をきめ細かく感知する3つのセンサーを配置しているため、鍵盤を最後まで戻しきらなくてもしっかり同音連打をすることができます。低音域ほど重く、高音域ほど軽くなるグランドピアノの特性が再現されている点もポイント。

夜中に曲作りをすることが多いので、軽いタッチのキーボードを弾くことがほとんどなんです。そうするとタッチ感が鈍ってきてしまうんですよね。でもこのPX-735なら、アコースティックのタッチ感を忘れることなく弾き続けられるので、ぜひ作曲のおともにしたいと思いました。音色に表情をつけられるところもお気に入りです。

Special Point 機種ならではの個性

コンパクトなデザイン

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奥行わずか298mm、30.6kgのスリムで軽量なボディを持ったPX-735は、置き場所を選ばず移動も便利なデジタルピアノです。演奏中は本体に収納できるスライド式の鍵盤カバーがついているのも嬉しいところ。

コンパクトさを追求することで何かしらマイナス面が出てくるものだと思っていたけれど、PX-735はすべてにおいてもっとこうしてほしいという要望がないんです。女性にとっては白いカラーも魅力的ですね!

デジタルならではの機能

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鍵盤の中央から右側と左側を同音域に設定できるデュエット機能や録音/再生機能のほか、クラシック曲を中心とした60曲のデモ音源を内蔵。これらの内蔵曲は、テンポを変更したりパートごとに再生することも可能です。

クラシックピアノを習っていた頃にPX-735に出会っていたら、内蔵曲を再生しながら片手ずつの練習をしたり、聴音の訓練がこれ1台でできたのに……と思います。ボタンがスッキリと配置されている点もいいですね。

豊かな響きを生む本格ペダル

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ダンパーを踏んだ際の弦の共鳴効果を再現するアコースティックレゾナンスシステムにより、グランドピアノのような美しい響き、表情豊かな音をリアルに再現。ハーフペダルにももちろん対応しています。

デジタルピアノのダンパーペダルは、踏んだ瞬間にカチッとスイッチが入って音が延びるという印象でしたが、このPX-735は弦の共鳴が加わってふわっとした響きが出せるので、弾いていてすごく生っぽさを感じます。

芯を残した優しい音が出せる

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普段アコースティックピアノを弾いていると、”優しい音を出したい”と思うことがよくあるんです。でもデジタルピアノでそういう音を出そうとすると、打弦音が感じられない輪郭のない音になってしまうという印象があって……。だけど今回PX-735を弾いて、デジタルでここまで芯のある優しい音が出せるなんて驚きました! 私は悲しいときやイライラしたときはピアノに向かうことが多いので、そんなモードになりやすい夜中などにこのPX-735を弾けば、絶対に癒やされますね。弾きたいときに思い通りの音が出せる楽器。音楽が好きという気持ちを、ずっと忘れさせないでくれるピアノだと思います。最後に価格を聞いて、本当にびっくりしました! 価格も含め、至れり尽くせりですね。

曽根由希江

3歳からピアノを始め、学生時代よりシンガーソングライターを志す。大学在学中にラジオパーソナリティーのオーディションに合格し、テレビ番組『王様のブランチ』など3つのレギュラー番組で活動を開始。2009年にオリジナル楽曲「あおげばとうとし」を配信限定リリース。翌2010年10月に「ギンモクセイ」でデビューを果たし、12月にファーストミニアルバム『スマイル』を発表する。最新作は今年11月9日にリリースされたシングル「君のとなりに」。

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