SUGURU(TSUKEMEN) meets KAWAI CA13~高級機種と同じ木製鍵盤を備えた質実剛健モデル

デジタルピアノショッピングガイド2011 by 撮影:鈴木千佳 2011年5月12日

dpguide2011-suguru-main

“最高級グランドピアノの音とタッチを再現すること”をテーマに開発されたカワイのCA(コンサートアーティスト)シリーズ。その確かな基本性能を、手の届きやすい価格で形にしたのがCA13です。機能は必要最少限に抑え、純粋にピアノとして楽しむことを重視した設計で、初めてデジタルピアノに触れる人も安心して演奏に没頭できるでしょう。

Piano Feeling ピアノらしさの再現

dpguide2011-suguru-1.jpgdpguide2011-suguru-2.jpg

CA13の最大の魅力は何と言ってもリアルなタッチの鍵盤。反りやねじれに強い木製積層鍵盤で、グランドピアノと同じシーソー式の構造を採用。黒鍵の支点が白鍵よりも奥になっているのもグランドピアノと同じです。

よりアコースティックに深化した音とタッチ

CAシリーズで最も値段の手ごろなモデルながら、上位機種と同じアイボリータッチの”RM3グランド鍵盤”を搭載。 木製鍵盤のリアルな弾き心地を求める人には待望の仕様です。音源は、ショパンコンクールで実際に使われたフルコンサートグランドピアノを88鍵すべてについてサンプリングし、複数段階のタッチで収音した”PHI”を採用。最強打〜最弱打まで滑らかな音色変化を実現しています。

SUGURU「まず、鍵盤の表面の質感がグランドピアノっぽくて心地良いですね。タッチの強弱に対する音色の変化も自然なので、違和感なく弾くことができます。音色は柔らかくて深い感じでありながら、主張したいときはちゃんと前に出る、カワイのピアノらしい音。それが楽器全体で鳴っていて、耳だけじゃなく体に響いてくる感じも、生のピアノにかなり近くて気持ち良いです」

Function デジタルならではの特徴

dpguide2011-suguru-3.jpg

録音機能の操作や、内蔵レッスン曲の再生などを行なうスイッチ類。音色の切り替えや調整はこれらと鍵盤を組み合わせて行なうため、ボタンの数は少なめに抑えられています

dpguide2011-suguru-4.jpg

お部屋にすっきり収まる奥行46.5c mのスリムボディ。内蔵音色はピアノ×4種類に加えて、ストリングス、エレクトリックピアノ、チャーチオルガン、ハープシコードの全8種類。

シンプルにまとめられた実用的な機能

デジタルならではのスリムなボディに収められた機能は、どれも実用性の高いものばかり。鍵盤を2つのゾーンに分けて同じ音域で演奏できる4ハンズ(連弾)機能や、最大で約15,000音を本体内に記録できる録音機能、バイエル/ブルクミュラー全曲を含む188の内蔵曲は、ピアノ初心者のレッスンに有意義なのはもちろんのこと、日常的なトレーニングや、趣味で楽しむ演奏にも役立つでしょう。

SUGURU「レッスン曲を片手の音だけ鳴らしながら弾ける機能は良いですね。僕も小さいころにさんざん練習しましたけど、すぐ飽きてしまうんです(笑)。でもこれがあれば楽しくできると思います。あと最近は自分で曲も書いているので、録音機能もうれしいですね。弦とかのパートを録音して、それに合わせてピアノを弾くと、いろんなアイデアが浮かんできそうです」

dpguide2011-suguru-5.jpgアコースティックピアノで弾き慣れた曲も気持ち良く弾けると思います

自宅にはグランドピアノを置いているんですけど、夜11時以降は弾けないので、夜中に譜読みをしなければならないときは仕方なくキーボードでやったり、外のスタジオをとってもらったりしているんです。だからこういうデジタルピアノが家にあればいいなと思いましたね。あと、音大時代の友人の中には、卒業後に楽器を置ける環境に住めないという理由でピアノから離れてしまった人も多くて……グランドじゃないと面白くない、弾く意味がないからって。でも、これなら今まで生ピアノで弾いていた曲も気持ち良く弾けると思うんです。一度ピアノから離れた人にもぜひお薦めしたいですね。

すぐる

2本のヴァイオリンとピアノによるインストゥルメンタルユニットTSUKEMENのピアニスト。4歳のころにピアノを始め、数々 のコンクールでの受賞歴を持つ。桐朋学園大学音楽部研究生を修了後、リサイタルなどを中心に演奏しながらTSUKEMENとして の活動も行い、2010年3月にメジャーデビュー。クラシックや映画音楽、オリジナル曲を収めたアルバム『BASARA』が発売中。

TUNECORE JAPAN