ベルリン・テクノの最重要クラブTresorの25周年パーティが10月に札幌で開催

NEWS by Sound & Recording Magazine編集部 2016/09/16

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来たる10⽉にプレ開催、来年から本格開催となる札幌の国際ビジネス・コンベンション“No Maps”。国際的な知名度を得ている札幌国際短編映画祭を核として、「映画」「⾳楽」「インタラクティブ」の3分野およびその複合領域において、多彩なエキシビション、カンファレンス、ワークショップが予定されている。そのメイン・コンテンツの一つとしてクラブ・イベント“Tresor 25 Years”が開催される。

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東西を分断していた壁が崩壊し、ドイツ統合の象徴/ユース・カルチャーの新たなる世界的ムーブメントとして爆発的な広がりを見せたテクノ。その最も重要な震源地となったのが、1991年にベルリンの廃墟に作られたクラブTresor(トレゾア)だ。ジェフ・ミルズやホアン・アトキンス、ダニエル・ベルといったデトロイトのレジェンドたちの飛躍の舞台となり、レコード・レーベルとしても多数の名盤を送り出してきた。現在も新たな挑戦と創造を続けるTresorの、記念すべき25年の節目を祝うパーティ“Tresor 25 Years”が、移転オープンしたばかりのPRECIOUS HALLにて開催される。

ベルリンからのゲストとして、Substance (DJピート)とSleeparchiveによる最新のライブ・プロジェクトTR-101、CHAIN REACTION直系のダブテクノ・アクトVainqueurの出演が決定。札幌からはKuniyuki Takahashi、Naohito Uchiyama、OCCAの3名が迎える。またパーティ前にはチケットの提示で無料参加できるベルリン拠点のプロデューサーJay Ahern(IRRUPT)を招いたトラック・メイキング・セミナーも開催。テクノの伝統と現在、未来をつなぐ特別な1日となるだろう。

 

“Tresor 25 Years”
■日時:2016年10月14日(金) 23:00 open
■会場:PRECIOUS HALL
■料金:前売り3,000円、当日3,500円
■出演
TR-101 (Substance & Sleeparchive) – Live
Vainqueur – Live
Kuniyuki Takahashi – Live
Naohito Uchiyama
OCCA

 

“IRRUPT x SONICWIRE トラック・メイク・セミナー
 Powered by NATIVE INSTRUMENTS”
■日時:2016年10月14日(金) 21:00 open
■会場:PRECIOUS HALL

ベルリンとデンバーに本拠を置くDJ/プロデューサーのためのサンプルパック・メーカーIRRUPTのオーナーであり、HauntologistsやAdd Noiseの名義で活躍するアーティストでもあるJay Ahernを招いて行われるトラック・メイク・セミナー。当日は、NATIVE INSTRUMENTS Maschineなどを使用して特別に制作された、Jay AhernとSONICWIREがコラボしたトラックを例に、セミナーを展開予定。グルーブ感のあるクラブ・トラックをどのように構築するか、ティップスを交えながら解説していく。

 

関連リンク
No Maps

問合せ
No Maps実行委員会
Music部門:music@no-maps.jp
Interactive部門:interactive@no-maps.jp

 

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■Kuniyuki Takahashi
札幌を拠点に活動するKuniyuki Takahashiの音楽は、国境を問わず常に独特の世界観を持ち、世界各国のプロデューサー/DJから高い評価を得ている。ジョー・クラウゼル主宰のNATURAL RESOURCEより、自身のホームタウンである札幌のクラブをトリビュートした「Precious Hall」をリリース。2000BLACKのコンピに参加したほか、アナンダ・プロジェクトの名曲「Cascades Of Colour」のリミックスやMULE MUSIQからの「Earth Beats」などで圧倒的な支持を得る。近年はヨーロッパ、南アフリカを含め国内外でのライブも精力的に行い、即興性とダンス・ミュージックを融合した独自のスタイルを追求。

 

Naohito Uchiyama

■Naohito Uchiyama
1990年代から活動を開始。2002年の1stアルバム以降、国内外のレーベルより数々の作品をリリース。さまざまな打楽器音を使った独特のドラミングと深層心理を描いた詩的な旋律で、唯一無二の世界を表現する。札幌を拠点に、いわゆる“シーン”とは無縁の独自の未来に目を向け、日々ひたすら生身の自らと向き合い創作し続けている。

 

occa

■OCCA (ARCHIV / HYBRID)
超低空飛行ミニマル・テクノを軸とし、緻密かつ攻撃的なミックスを用い聴く者の深層意識にシンクする事を試みる。“ARCHIV”@PRECIOUS HALL_SAPPORO、“HYBRID”@UNDERSTAND_KITAMIをホームとし、日本各地で暗躍する。https://soundcloud.com/oooccaaa

 

TR-101

■TR-101 (Substance & Sleeparchive)
ベルリン・テクノを語る上で欠かせないレコード・ショップHard Waxに長年勤め、DJピートとして人気クラブBerghainのレジデントのほか、CHAIN REACTIONの代表的プロジェクトScion、ソロ名義のSubstanceとしても活動するPeter Kuschnereitと、カルト的な支持を得る12インチ・シリーズによりミニマル・テクノ最深部に君臨するアーティストSleeparchiveによるライブ・プロジェクト。2009年に結成され、作品をリリースをしないポリシーを貫く。それぞれTresorで幾度となくプレイしてきた2人は、7月に開催された“Tresor 25 Years Festival”にも出演を果たし、ビンテージ機材を駆使しながらも最新のサウンドを奏でるユニークな存在である。

 

Vainqueur

■Vainqueur
現在も多くのDJやアーティストに影響を与え続けるBASIC CHANNELおよびCHAIN REACTIONでソロ名義のVainqueurおよびDJピートとのユニットScionとして活躍してきたRené Löweもまた、かつてHard Waxに勤務し、Tresorと所縁の深い人物である。Tresorレーベルの200枚目の作品として2002年にリリースされたScion『Arrange And Process Basic Channel Tracks』、BASIC CHANNELのMシリーズでリリースされた「Lyot」、CHAIN REACTIONから発表した『Elevations』などミニマル・テクノとダブを融合させ、“ダブテクノ”の確立に貢献。今年の“Tresor 25 Years Festival”のメイン・ステージでも披露されたライブ・パフォーマンスを体験できる貴重な機会となる。

 

 

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