伊藤圭一氏がサウンド・プロデュースを手掛けたコンピレーション 『Wind from Grape Vineyard(恋する葡萄)』の高品位なサウンド

NEWS by RandoM編集部/Photo:Hiroki Obara 2013/12/09

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“音の魔術師”の異名を持つ伊藤圭一氏。音楽制作集団ケイ・アイ・エムを主宰し、AVID Pro Tools|HDを核とするKim Studioで高品位な音楽を生み出し続けるサウンド・プロデューサー/エンジニアだ。そんな伊藤氏がプロデュース/レコーディング/マスタリングを手掛けたコンピレーションCD『Wind from Grape Vineyard(恋する葡萄)』が登場。

氏は、かねてから生楽器本来の響きや演奏者の表現を忠実に再現し、伝える音作りを実践してきた。そして、本作においても声や楽器の持つ波動を最大限に収録。結果、豊かな音像が得られたばかりでなく、聴く者の心身に良い影響をもたらす“癒しの効果”まで実現している。

収録曲は全12曲。冒頭を飾るのはバイオリニスト篠崎正嗣の「Rhapsodie Sympathique」。スリリングなリズム・ワークに、天まで届きそうな伸びやかなバイオリンの旋律が乗るジャズ・ボッサ・ナンバーだ。続く三井大生「森ノミルユメ」もバイオリンをフィーチャーした楽曲。ドラムやシンセ・パッドには深めのリバーブがかかっており、それによりバイオリンのスムーズな旋律&響きが際立っている。3曲目は、録音した部屋の光景まで見えてきそうな生々しいガット・ギターを聴かせる池田真「Greensleeves」。黒石ひとみが作詞/作曲/ボーカルを担当する「Love Me」は、80′sテイストのスムーズ・ジャズ・ナンバーで、タイトなビートとアーバンなシンセ・サウンド、そして“ここぞ”というタイミングで入ってくるボーカルがしゃれている。そのほか三井大生のブラジリアン・フュージョン「今宵踊る人」や、タイトル通り雄大な景色を見せてくれるサックス・メインのスロー・ナンバー平原まこと「遥かなる地平線」など個性豊かな楽曲群を収めるが、伊藤氏の音作りがそれらに統一感を与え、聴きやすい仕上がりとなっている。

『Wind from Grape Vineyard(恋する葡萄)』

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V.A.
ネイチャー・レーベル:KMES-13048
 『Wind from Grape Vineyard(恋する葡萄)』(KIMスタジオ直販サイト)

  1. Rhapsodie Sympathique/篠崎正嗣
  2. 森ノミルユメ/三井大生
  3. Greensleeves/池田真
  4. Love Me/黒石ひとみ
  5. 今宵踊る人/三井大生
  6. Bird of Paradise/黒石ひとみ
  7. 風色の稜線/黒石ひとみ
  8. Je Te Veux/池田真
  9. こもれびまどろみ/三井大生
  10. 遙かなる地平線/黒石ひとみ
  11. 幸せの水鏡/黒石ひとみ
  12. あさやけ~Morning Glow/篠崎正嗣

 

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