鋼鉄&肉食系フェス・LOUD PARK 10、注目のバンドはコレだ!!

NEWS by 編集部 2010/10/08

ついにこの季節がやってきた。ハード・ロック&ヘヴィ・メタルに特化した鋼鉄&肉食系フェスティバル、そう、LOUD PARKだ。開催5周年を迎える今年は、久々となる関東&関西の同時開催が決定!!さいたまスーパーアリーナ&神戸ワールド記念ホールが激・速・重・鋼な音塊に包まれる、メタル・キッズにとってはまさに最高の一夜となるはず。ニッポンの秋はメタルの秋だ、見逃すな!!

RandoMレコメン 注目のバンドはコレだ!!

時代の変化とともに音楽性もスタイルも、時にヴィジュアルも含めてさまざまなものが少しずつ変わっていく中で、ブレない軸を持っているバンドだけが生き残るのがハード・ロック/ヘヴィ・メタル界の掟。無数に存在するバンド群の中で、これからの時代をリードしていくであろう4バンドをチョイスしてみた。

KORN

KORN

ヘヴィ・ロックの新たな指標
新生KORNの行方に大きな期待

 『KORN』(94年)、『ライフ・イズ・ピーチィ』(96年)、『フォロウ・ザ・リーダー』(98年)、『イシューズ』(99年)、『アンタッチャブルズ』(2002年)、『テイク・ア・ルック・イン・ザ・ミラー』(2003年)……KORNの作品はリリースごとに良い意味で大きな話題となってきた。しかし、2005年『シー・ユー・オン・ジ・アザー・サイド』ではヘッド(g)が脱退、2007年『無題』では、デイヴィッド・シルヴェリア(d)が脱退と、それぞれ別の意味で大きな話題となってしまった。にも関わらず逆境を跳ね返す柔軟な発想力で、KORNは常にバンドにとって最適な選択をし、時にサポート・メンバーを迎え作品を超一流のものへと昇華させてきた。そして今回は、実力派ドラマーのレイ・ルジアーを正式にバンドへ迎え入れてからの初来日公演。いったいどんなグルーヴが生まれるのか? 見逃せない!

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AVENGED SEVENFOLD

心機一転のアヴェンジドにマイク・ポートノイが参戦

1999年にアメリカで結成されたアヴェンジド・セヴンフォールド。純然たるハード・ロックにさらなるスピードと彩り豊かなメロディを加え、老若男女、人種も問わず全世界でファンが急増中だ。その理由は、個々の高いプレイヤビリティはもちろん、それをうまく紡ぎ合わせたようなバンドとしての一体感、結束力にあるだろう。昨年12月にドラマーのレヴが急逝するという悲しい出来事が起こってしまったが、バンドは即座にサポート・ドラマーを迎えアルバム『ナイトメア』をリリース。過去作にも負けないビートで我々の耳を満足させてくれた。それもそのはず、サポート・ドラマーは、元ドリーム・シアターのマイク・ポートノイ! 実際のライヴではいったいどんな化学反応が生まれるのか、期待大だ。

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STONE SOUR

コリィ&ジムが心血を注ぐ珠玉のハード・ロック!

スリップノットのコリィ・ティラー(vo)とジム・ルート(g)によるバンド。結成は1992年とスリップノットよりも早く、コリィとジムがスリップノットに参加するタイミングで活動休止状態に。しかし2002年に『ストーン・サワー』で活動を再開、『カム・ホワット(エヴァー)・メイ』(2006年)、『オーディオ・シークレシー』(2010年)と、不定期ながらもコンスタントにリリースを続ける。スリップノットとは異なるタイプの多様性のあるハード・ロックは世界各国で絶大な人気を得ている。

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DIR EN GREY

世界に挑み続けるFROM JAPANの誇り

1997年バンド結成以来、常に世界を見据えた活動を展開してきたDIR EN GREY。重厚なギター・リフに、メロディアスかつ激しい咆哮、スピード感のあるパワー・ビート、そのすべてが日本人離れしたレベルにあることはすでに周知の事実で、THE FAMILY VALUES TOUR、ROCK AM RING、ROCK IM PARK、そしてWACKEN OPEN AIRといった世界各国の大型ロック・フェスで”日本人初”の偉業を達成し続けている。2006年以来、4年ぶりのLOUD PARK参戦に期待がかかる。

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先輩方、ありがとうございます!

RandoM読者は知らないかもしれない……ハード・ロック&ヘヴィ・メタルというジャンルが今日ここまで発展を遂げたのは、メタル魂を貫き通してきた先輩方の強い信念と飽くなき探求心のたまものでもあるということを。彼らのアツい想いがなければ、もしかしたらミクスチャーやグランジ、そしてオルタナティヴと呼ばれるような音楽も生まれなかったかもしれないのだ。ここではハード・ロック&ヘヴィ・メタルを支え続けてきた諸先輩方に敬意を表して、あらためて彼らの足跡を紹介しよう。もちろん彼らがステージに現れたら、感謝の気持ちで敬礼だ!

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OZZY OZBOURNE

メタル界を牽引してきた重鎮
新ギタリストとともに8年ぶりの来日!

HR/HM界を永きにわたり牽引してきた重鎮、オジー・オズボーン。1970年、ブラックサバスに始まった彼のキャリアは現在まで止まることがなく、常にメタル界全域に刺激と影響を与え続けている。特徴あるヴォーカルと多様性に富んだ楽曲は時代と共に進化を遂げてきたが、中でも、彼の右腕として活躍してきた歴代のギタリストには注目したい。ランディ・ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルドと、数々のギター・ヒーローを輩出してきたという面でもオジーの功績は賞賛に値する。今回は新ギタリストに元ファイアーウインドの名手ガス・Gを迎え、新生オジー・バンドとして参戦。オジー先輩、数々の伝説を作り、しかもギター・ヒーローまで育ててくれてありがとうございます!

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RATT

LAメタルの代名詞的存在
麗しきツイン・ギターは必聴

1980年代、米西海岸で生まれたLAメタル。モトリー・クルーと共にその代名詞的存在として活躍したのがRATTだ。92年に解散した後は個々のフィールドで活動、そして2007年に本格復活。他界したオリジナル・ギタリストのロビン・クロスビーに代わり加入したカルロス・カヴァーゾとウォーレン・デ・マルティーニによる、極上のユニゾン・プレイは必聴。RATT先輩、ツイン・ギターの醍醐味を教えてくれてありがとうございます!

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HELLYEAH

最新作を引っさげ
待望の初来日公演!

実弟を失ったパンテラのヴィニー・ポールとマッドヴェインのチャド・グレイ(vo)が中心となり2006年に結成。ヘヴィ・ロック界の奇才チャドが繰り出す、ある種独特な世界観に、狂獣ヴィニーのビートが絡み合う様は、濃密にして重厚、破壊力満点のサウンドを見事に生み出した。そのアツい魂は最新作『スタンピード』にも籠められている。ヴィニー先輩、幾多の困難を乗り越える不屈の精神力には見習うべきところがあります。ありがとうございます!

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HALFORD

メタル・ゴッドが繰り出す究極のへヴィ・メタル!

世界最高峰のハイトーン・スクリーミングに、華麗かつ攻撃的なギター・リフ、揺るぎないリズム隊と、非の打ち所がない唯一無二のスタイルでメタル界の歴史を創り上げてきたバンド、ジューダス・プリースト。そのヴォーカリスト、ロブ・ハルフォードによるプロジェクトがハルフォードだ。2000年にアルバム『レザレクション』でキャリアをスタート、活動休止状態の時期を挟みつつも、昨年見事に復活を遂げた。今回は新作『メイド・オブ・メタル』を引っ提げての来日公演だけに、自ずと期待が高まる。ロブの艶やかなハイトーンはもちろんだが、実力派揃いのバンド・メンバーにも注目してほしい。ロブ先輩、いつもメタル界に愛の鞭をありがとうございます!

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MOTÖRHEAD

ロック界の番長!レミーに歴史あり

野球界では清原和博、芸能界では和田アキ子……どの世界にも”番長”は存在するが、メタル界の番長は?と訊かれたら、即座にこたえよう、「レミー・キルミスターさんです」、と。1975年にイギリスで結成されたモーターヘッドは、一度も止まることなく活動を続け、これまでに27枚ものオリジナル作をリリース。もちろんさいたまでも神戸でも激走してくれること間違いナシ! ちなみにレミーはその昔、ジミ・ヘンドリックスのローディーでした。お疲れ様です、番長!!

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ACCEPT

ジャーマン・メタルの雄
3度目の正直に期待がかかる

ジャーマン・メタルというカテゴリーにおいて、他に惑わされず独自の道をしっかり歩んできたアクセプト。バンドの象徴とも言える個性派ヴォーカリスト、ウド・ダークシュナイダーは不在だが、彼が築いたメタル魂は3度目となる今回の再結成にも脈々と受け継がれており、リリースされたばかりの新作『ブラッド・オブ・ザ・ネイションズ』は世界的にも高評価を獲得。現ヴォーカリストのマーク・トーニロ先輩のプレッシャーに負けない強い気持ちに敬礼!

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祝!LOUD PARK 5周年 〜LOUD PARKの歩み〜

2006年に5オクターブの絶叫、もしくは地を這うデス・ヴォイスで産声を上げたLOUD PARKも今年で5回目。とりあえず、国内随一の大型ヘヴィ・メタル・フェスが見事に定着したことは喜びに堪えない。確かに過去にも、スーパー・ロック’84&’85、東京ドームで行われたHeat Beat LiveやFINAL COUNTDOWNなどのカウントダウン・ライヴ、そしてBEAST FEASTといったHR/HMをフィーチャーしたイベントはあった。ただそれらはいずれも短命であり、90年代半ば以降、フェスという新たな楽しみを知ってしまったメタル・ファンは、メタル・フェスをただただ渇望するのみだったわけだ。それが今年で5回目の開催。単にファンの情熱が実を結んだだけでなく、海外にもその存在が認められた証拠だろう。

LOUD PARKは時代にも恵まれた。不遇の90年代を耐えた昔からの熱心なファンはもちろん、新しい感覚でヘヴィ・メタルを捉えた若いバンド/ファンが登場し、シーン自体が再び熱気を取り戻していた絶好のタイミングで誕生したイベントでもあったのだ。いや、若手の出演を実現し、その熱気を共に生み出してきたとも言えるだろう。この5年間で出演したバンド/アーティストは概算120組超。その中には当然忘れられないエピソードも数多くある。たとえば、昨年大きな話題となったドキュメンタリー映画『アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜』のクライマックスは、LOUD PARK 06が生みだした奇跡だ。また、07年のトリ、ヘヴン・アンド・へルを観た人は、亡きロニー・ジェイムズ・ディオ(vo)の雄姿を今もその目に焼き付けていることだろう。

毎年多くのフェスが開催され、LOUD PARKも定着した今、その”当たり前”に安堵してはいけない。やはりこれは貴重な体験なのだ。出演者/観客問わず多くの先人たちがつないできたこのタスキ。しっかり次へとつながせていただきやす!

(山本彦太郎)

 

101008-loudpark-logo.jpgLOUD PARK 10

2010年10月16日(土)&17日(日)

  • チケット
    • 10月16日(土)&17日(日)
      さいたまスーパーアリーナ
      (OPEN 10:00AM/START 11:00AM)
      2日券:25,000円(税込/全自由/1ドリンク別)
      1日券:14,000円(税込/全自由/1ドリンク別)
    • 10月16日(土)
      神戸ワールド記念ホール
      (OPEN 10:00AM/START 11:00AM)
      指定席券:12,500円(税込/1ドリンク別)
      全自由券:11,500円(税込/1ドリンク別)
  • TOTAL INFO
    ラウドパーク事務局:03-3462-6969 http://www.loudpark.com/10/

101008-loudpark-panf.jpg         公式パンフレット

◀これが5周年を迎えるLOUD PARK10の公式パンフレットだ。
豪華執筆陣によるアーティスト紹介記事は一読の価値あり!会場に入ったら、売り切れる前にまずゲットしよう!!

 

 

 

RM13.jpg本記事は、フリー・マガジン『RandoM』の内容を転載しています。

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