「横浜・伊勢佐木町こそがFURUSATO」 ゆずがシークレット・ライヴで恩返し

NEWS by 編集部 2010/10/01

読者のみんなは「横浜・伊勢佐木町」と言われたら何を連想するだろうか? 鋭い読者ならお気づきだろう、そこが人気アコースティック・ギター・デュオ、ゆずを輩出した街であることを。

ゆずの2人はアマチュア時代に横浜にあるこの伊勢佐木町という繁華街でストリート・ミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせ、今や日本を代表するトップ・ミュージシャンにまで成長を遂げたのである。そんな横浜・伊勢佐木町の商店街が、音楽やアートの発表の場としてイベント・スペース『CROSS STREET(クロスストリート)』を5月にグランド・オープンさせた。店舗の名付け親は、そう、ゆずである。

「新しい世代のストリート・ミュージシャンが、このライヴ・ハウスを通じて、さまざまな文化、音楽そして人と交差(クロス)する場所になってほしい」という思いを込めて命名されたクロスストリートだが、去る7月12日(月)、その名付け親がついに同店舗でライヴを行った。残念ながら、この日は完全なシークレット・ライヴで、招待されたのは横浜市長や商店街の関係者ら約50人。ゆずの2人にとっては、11年ぶりに2人の弾き語りのみで行われる全国ツアー『YUZU LIVE CIRCUIT 2010 SUMMER「FUTATABI」』を目前に、原点回帰の意味もこめてのライヴとなった。

「ただいま! 伊勢佐木町に帰って来られて、しかも自分たちが名前を付けたライヴ・ハウスで昔のように2人だけでライヴができるなんて本当に嬉しいです」というオープニングMCに始まり、ストリート・ミュージシャンだったころの秘話や、かつてのバイト先での活躍ぶり、今はなき横浜松坂屋への感謝の思いなどなど、日頃はあまり聴けないようなコアな内容の話まで飛び出し、会場は笑いと歓声に包まれた。

もちろん、会場の外はゆずのライヴをガラス越しに一目でも見ようと駆けつけたファンらでごった返し。そんな雰囲気を察してか、会場外、いや伊勢佐木町全体に届けと言わんばかりにゆずの2人は「夏色」や「栄光の架橋」など、計6曲を大熱唱。最後は「(全国ツアーに)行ってきます!」と元気よくライヴを締めくくった。

現在は全国ツアー『FUTATABI』の真っ最中のゆず、8月25日には新曲「慈愛への旅路」の発売も決定し、今後の展開には期待が高まるばかりだ。

※本記事は2010年7月発行のフリーマガジン「Random Vol.11」から転載したものであるため、一部記述が古くなっております。ゆずの全国ツアー『FUTATABI』は現在終了しており、新曲「慈愛への旅路」は発売済みです。ご了承ください。

▲クロスストリート(神奈川県横浜市中区伊勢佐木町4-123)は、伊勢佐木町商店街がアートを愛する人のために創設したイベント・スペースで、ライヴを中心にしたアート関連イベントを毎週土日に開催。基本的なライヴ機材は常設されており、積極的かつ継続的に音楽活動を行うミュージシャンであればプロ/アマを問わず誰でも出演は可能だそう。詳しくは、クロスストリートのオフィシャルHPをチェックしてみよう。

▲シークレット・ライヴ終了後、ゆずの2人が店内の壁に描いたサイン。「ザキは僕らの原点」というメッセージに、地元を心から愛する彼らの温かい人柄と、決してブレることのない音楽性の根幹を感じる。

DVD
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CD
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本記事は、フリー・マガジン『RandoM』の内容を転載しています。

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