キュートでダイナミックな新世代アーティスト、近藤夏子が鍵盤を”叩き語る”ワケ

NEWS by 編集部 2010/10/01

突然だけど、「ゴメンゴメン、好きになってしまった。どうしようもない」な〜んて美女に告白されたらどうする? こっちこそどうしようもない!って感じだよね。いや、実は冒頭の”告白”は4月にメジャー・デビューを果たした大阪在住のシンガーソングライター、近藤夏子の1stシングル『リアルでゴメン・・・』の歌詞そのもの。切ない恋心をストレートに表現したピュアな歌詞をキャッチーなメロディに乗せエネルギッシュに歌い上げるアーティスト、近藤夏子に話を聞いた。

●音楽を好きになったきっかけは?

両親が音楽好きだったのが一番の理由ですね。いろんなジャンルの音楽がいつも鳴っているような家でした。SMAP、松田聖子、工藤静香、嘉門達夫、尾崎豊……もうホントになんでも(笑)。父が和太鼓好きだったり、母がコーラスをやっていたりしたので、そういう音楽もよく聴いてました。ちなみに私自身は3〜4歳の頃には工藤静香さんの曲を振り付きで歌ってましたね。広瀬香美さんも好きで、小学校で「ロマンスの神様」を休み時間にかけてみんなで大合唱してたのを覚えてます。初めて自分で買ったCDは、PUFFYの「アジアの純真」。その後は兄の影響でジュディマリやウルフルズ、川本真琴さんなんかをよく聴きましたね。いつも歌詞カードを見ながらカラオケのようにCDと一緒に歌ってました。とにかく歌うことが好きだったんです。

●洋楽は?

その後に、音楽をちゃんとやり始めてから、音楽としての全体のカッコ良さとか、サウンドそのものを追求するために洋楽を聴き出したっていう感じです。

●近藤さんは立奏での弾き語りパフォーマンスが特徴的ですが、そのスタイルはいつぐらいから始めたものなのですか?

大阪で路上ライヴをやるようになったときに、最初は普通に座って弾いて歌ってたんですが、誰も立ち止まってくれなかったんです。どうにかしないといけないと思って、注目を集めるために立って演奏することを思いついて。立って演奏し始めたら結構人が集まってくれるようになって、そのまま自分のスタイルとして定着してライヴ・ハウスでも立って演奏するようになりました。その時期にたまたま人からベン・フォールズ・ファイヴというバンドの存在を聞かされて、興味を持って観に行きましたね。

●感想は?

「うわっ、すげー」って感じで、ただただカッコ良かったです。私とは違うタイプの激しさだなーって思うと同時に、私もまだまだだなって思いましたよ。だってピアノ(鍵盤)を踏んづけたりしてましたからね(笑)。

●近藤さんは「鍵盤は打楽器」と発言されている通り、プレイ自体もすごくリズムを意識されてますね。

実は小学校時代にマーチング・バンド(スネア)で全国大会に行ったこともありますし、ドラムを習ってた時期も少しありまして。だからもともとリズムっていうものが好きなんですね。自分のプレイにしてみても、コードというものがありつつも、鍵盤でリズムを刻んで、その上に歌でメロディを乗せるっていう感覚ですね。それが特にライヴになるとテンションが上がって鍵盤を叩く、って感じになっちゃいます。みんなからは「弾き語りじゃなくて叩き語りだね」って言われてますけど、それはそれで嬉しいです。

●いつも作詞/作曲はどのように?

だいたい曲が先行なんですが、とにかく常に曲作りしてるっていう感じです。本気で音楽をやっていくって決めたときから、週5曲のペースでずっと曲を作り続けてきたから、今は500〜600くらいの曲があります。今となっては作曲は日記感覚というか、当たり前の作業になってます。忙しくてどうしてもできない時期はあるんですが、そういうときは歯磨きしないでベッドに入るような落ち着かない感じになります。特にリリース前とかは週15曲くらい作ってるんですよ。全部が良い曲ってワケじゃないんですが、自分の持ってるものを全部出しきった上で、その中からベストを選びたいっていう気持ちが出てくるので。

●試験勉強を完璧にするタイプですね(笑)。

でも、試験は一夜漬けタイプです。別に一晩寝なくても死なないし、みたいに思うタイプです(笑)。

●新曲「何年片想い」についてお聞きします。ものすごくリアリティのある歌詞ですね。

この曲はインディーズ時代からずっと歌ってます。実は自分の実体験をそのままリアルにぶっちゃけた恋バナの歌詞です。別れた後もずっと好きだった元カレへの想いを歌ってます。今となっては過去の恋愛ですけど、当時はずっと引きずってて何年も片想いしてましたから、もう本当にめちゃめちゃリアルな歌ですよ。ぜひ聴いてみてください。

「何年片想い」
ワーナー
WPCL-10842

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本記事は、フリー・マガジン『RandoM』の内容を転載しています。

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