6月6日は楽器の日。ってナゼ?

NEWS by 編集部 2010/05/21

6月6日が何の日か知ってる?実はこの日は「楽器の日」。楽器のメーカーや卸・小売店などが参加する「全国楽器協会」が1970年(昭和45年!)に制定した、歴史ある記念日なのだ。
でも……なぜ6月6日?6が……ロック?6の形が楽器の何かに近いから??うーーん、わからない。というわけで、楽器の日について調べてみた。

※本記事は2010年5月のものです。

「楽器の日」を制定した全国楽器協会のページには、

芸事の稽古はじめは、6歳の6月6日にする」という習わしに由来しています。この日から始めると上達が早いと言われています。数を指で折って数えると6の数字の時に小指が立つ形になり、「子が立つ」とも言われています。

出典:「楽器の日」 – 全国楽器協会

とある。フムフム。

また、室町時代に記された能の理論書『風姿花伝』によると、稽古初めは7歳、とある。当時は数え年だから、今で言うと6歳というわけ。6月6日のルーツをたどっていったら、室町時代にたどりついてしまった(!)。

ちなみに風姿花伝を書いた世阿弥は「初心忘るべからず」と説いた人でもある。
みんなもよく使うコトバだと思うけれど、実は「初心忘るべからず」の「初心」には3つの意味があるって、知ってた?

しかれば、当流に万能一徳の一句あり。
初心不可忘(わするべからず)。
此句、三ヶ条の口伝在(くでんあり)。
是非(ぜひ)初心不可忘。時々(ときどき)初心不可忘。老後初心不可忘。
此三、能々(よくよく)口伝可為(すべし)。

出典:文化庁デジタルライブラリー:花鏡|世阿弥の業績「花鏡を読んでみよう(花鏡 奥段より抜粋)」

1つ目は、よく知られている「物事を始めたときの『初心』」。2つ目は、それが上達していくステップごとにある『初心』。3つ目は、達人になった時点の『初心』。これらを忘れないように!……といったところ?

つまりざっくり言うと、己の技術に慢心せず、芸を磨きつづけなさい、ということか……はい!がんばりますっ!

というわけで、キミも6月6日の「楽器の日」をきっかけに、楽器を始めてみるもヨシ!楽器をバリバリ演奏していれば、次の目標に挑戦するもヨシ!
「初心」を大事に、日々精進すべし!!

全国楽器協会

能楽/文化庁デジタルライブラリー

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