スラップ・プレイをワンランク上げる”使える!キーワード”

NEWS by 編集部 2010/04/15

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初心者ベーシストにとって、虎の巻といえる”わかりやすすぎる”スラップ教則本が登場した。この『DVDでよくわかる!スラップ・ベース入門』の魅力を知ってもらうために、同書のワンコーナー「ゼッタイ使える!16の”スラップ・キーワード”」から、3つのキーワードを抜粋してみよう!

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『DVDでよくわかる!スラップ・ベース入門』

著・演:河本奏輔(MI JPAN / BIT<ベース科>講師)

全96ページ/CD+DVD付属
定価:2,100円/2010年3月25日発売

 

スライドを使ってフレーズにウネリを加える

ベース・ラインにスライドやグリスを加えることで、フレーズにグルーヴやウネリを与えることができます。ラリー・グラハムはこのテクニックを大胆に使って、見事なグルーヴを生み出していますし、スライドをかけるタイミングも絶妙です。彼のプレイを聴いてコピーし、ニュアンスをつかんでいただきたいです。スライドを使いこなすうえで大事なのは、フレーズにおいてスライドの始点/終点となる音符の位置や、長さをちゃんと理解すること。スライドをかけるタイミングや長さが、グルーヴの良し悪しに大きく影響しますので、じっくり研究してみてください。

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▲このフレーズは、スライドの始点・終点のタイミングがキモです。特に各小節2拍目の8分音符ウラからのスライドは、突っ込みやすいので気をつけましょう。

※譜例はクリックすると大きくなります

アタック・ノイズは隠し味で使え!

左手でゴースト・ノートを出すアタック・ノイズは、言わば隠し味的な技です。これをメインとして使うのではなく、フレーズの隙間にうまく入れると、よりパーカッシブなグルーヴを生み出す効果があるわけです。マーク・キングがドラムのパラディドルをヒントにしたように、打楽器的アイディアをもとに発展させるパターンが多く、フレーズ的には、サムピングの連打の合間にうまく入れるというのが定番ですね。サムピングの連打の中でアタック・ノイズを使って、サムピングのみでは弾けない音数を補助するという使い方もできます。

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▲4小節を通して同じようなパターンですが、ポイントは左手のフォーム。アタック・ノイズのフォームを基本にそのままセーハして、指の付け根あたりで1弦を押弦すれば弾きやすいでしょう。

※譜例はクリックすると大きくなります

空ピックとアップ・ダウンの意外な組み合わせ

アップ・ダウンでの空ピックを使って、ギタリストのカッティングみたいなスラップをするという強引(!?)なアイディアです。しかし、ラリー・グラハムもアップ・ダウンを使ってこのようなフレーズを弾いていますし、スラップのアップ・ダウンは親指をピックに見立てたようなものなので、意外と自然なのかもしれません。ピックを持つようにして右手の爪でコードを弾くのですが、ベースでもギターのような雰囲気を出せますよ。このように、他楽器の奏法からもアイディアを取り入れてみると、それがユニークなスラップ・フレーズにつながるはずです。

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▲ギタリストがよくやるシングル・ノート/カッティングを真似してみました。雰囲気が出ればよしです。コードのところは右手をピック弾きのフォームにして爪で弾きましょう。

※譜例はクリックすると大きくなります

 

『DVDでよくわかる!スラップ・ベース入門』の特徴

DVDとCDが付属!

この本の一番の特徴は、DVDとCDがついているところ。スラップは奏法の性質上、写真や音だけではどうプレイしているのかがわかりにくいが、この本にはDVDが付属しているため、映像で実際の演奏を確認できる。つまり、スラップという奏法がどういうメカニズムで行なわれているかを理解しやすいのだ。またCDには実演とともにマイナスワン・トラックも収録も収録しているので、より深く練習することができるぞ。

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▲DVDは全90トラックという、充実の内容!

超初心者でも安心の内容

“スラップってすごい難しそう……”なんて思っているベース初心者には、ぜひこの本がオススメ。スラップの基本と言えるサムピングとプルだけでも10数ページを使って、細かく解説しているぞ。また、ハンマリング/プリングやスライド、ゴースト・ノートなど左手のテクニックのテクニックにもしっかりとクローズ・アップ。この本を読めば、”スラップ=難しい”なんていう固定概念はきれいさっぱりなくなってしまうはず!

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▲基本であるサムピングやプルは、特に細かく解説!

中/上級者にも充分に対応

初心者向け記事が充実しているからといって、中/上級者が楽しめないってわけじゃないぞ! スラップを弾いているとおちいりやすい悩みをまとめた”弱点解消トレーニング”や、スラップ・プレイをワンランク上げる方法を集めた”キーワード集”など、スラップの質をさらに向上させるような企画も満載しているのだ。もっとスラップがうまくなりたいと思っている人にも、うってつけの1冊なのだ。

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▲スラップ・プレイを高められる企画もたくさん。

スラップ・ベース・スコアも収録

この本の最後には、定番スラップ・チューンのベース・スコアも2曲掲載されているのだ。今回選ばれた楽曲は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「ハイヤー・グラウンド」とRADWIMPSの「おしゃかしゃま」。洋邦の人気ベーシストであるフリーと武田祐介のスラップ・プレイを、自分のものにしてしまおう! また、指弾きとスラップの使い分けの勉強にもなるはずだ。ぜひともマスターしてほしい!

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▲フリーと武田祐介のプレイを盗め!

 

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