オレオレオナ(Gacharic Spin)「鍵盤を選ぶ基準は“どれだけ目立つパフォーマンスができるか”」

キーボード・バイヤーズ・ガイド2015 by キーボード・マガジン編集部/撮影:星野俊 2015年1月16日

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EU PHORIAのキーボーディストとしてメジャー・デビューし、バンド解散後はシンガー・ソングライターとして活動を始める。2011年秋からガールズ・バンド、Gacharic Spinにサポート・メンバーとして参加、2012年6月に正式加入。これまでにない派手なライブ・パフォーマンスで、多くの注目を集める。

●オレオレオナさんがライブで使用しているキーボードを教えてください。

オレオレオナ ローランドRD-64を正面に置いて、脇にローランドFA-06、GAIA SH-01、コルグMicrokorg、というのが主なセッティング。メインのRD-64はデコレーションしていて重いから、地方に行くときは代わりにコルグSV-1を持っていくことが多いかな? 曲によっては、ローランドのショルダー・キーボードLucina AX-09とVアコーディオンFR-1も弾いたりするの。あと、Gacharic Spinのサイド・プロジェクトのDOLL$ BOXXというガールズ・バンドもやっていて、それだとコルグM50、SV-1、Kronosを使って違いを付けるようにしているわ。

●キーボードを選ぶときのポイントは?

オレオレオナ “弾けるだけじゃなくて動けるキーボーディスト”を意識しているから、どれだけ目立つパフォーマンスができる楽器かということを基準に選んでいるの。ライブのときはキーボードに乗ってパフォーマンスすることもあるから、私にとっては上に立てるかどうかということも重要なのよ!(笑)  最近はそこからさらに進化して、ダンサーにGAIA SH-01を背負ってもらって弾いたりもしてる。私はいつも、“こういうパフォーマンスがやりたいからそれが実現できるシンセは何だろう”って考えているのよ。だからちょっと選び方が変わっているかもしれないわね(笑)。まだまだいろいろアイディアはあって、次は客席に鍵盤を向けてプレイできるスタンドがほしいと思っているの! ほかにも、シンセを水平に回したくて、そんなスタンドを作りたいなと思ったり……。“えっ?何やってるの?”と思われるような誰もやっていないことをやりたくて、そんなことばかり考えちゃってるわ(笑)。

●音色面で選ぶ基準はありますか?

オレオレオナ ピアノ音色の良さは気にするわ。ピアノ音色はシンセのように音を重ねたりフィルターをいじって自分の好きなサウンドに変える、というようなことはできないから。シンセ音色に関しても、プリセット音色が太いものを選ぶようにしているの。それを重ねてさらに強力なサウンドが作れるし。Gacharic Spinでは、音色をたくさん重ねてエフェクトも使ったりして、すごくギラギラするシンセ・サウンドを作るようにしているわ。

●初心者の人がキーボードを選ぶ際のアドバイスをお願いします。

オレオレオナ やっぱり持ち運びがしやすいものが良いと思う! 私も常に楽器を自分で運んでいるんだけど、大型のワークステーション・シンセを使っていたときは重過ぎて本当に大変だったもの!  GAIA SH-01やFA-06などの軽いキーボードが出てきてからは気軽に持ち運ぶことができるようになったから、すーっごく助かっているわ。

●最後に、プレイをする上で意識していることがあれば教えてください。

オレオレオナ ほかのメンバーに負けない意識というのはすごく持っているの。目立たないと言われるのが本当に嫌だから、フレーズ1つ取ってもなるべく耳に残るものを作ってる。あと、パフォーマンスするときはふざけているように見えても、キーボードを弾くときはカッコ良く弾くように意識……してるのよ、これでも(笑)。弾けないからパフォーマンスに逃げているんじゃなくて、本当は弾けるんだけどあえてパフォーマンスしている、ということを分かってもらえたらうれしいわ。

キーボードの選び方

気に入ったビジュアルであること

中身はもちろん、楽器は日ごろずっと一緒にいるものだから見た目も重要。私自身、可愛くて持ち歩きたいと思うものを選んでいるわ。

使いたい音色が充実しているか

お気に入りの音色があるかどうかはとっても大事。特にピアノ音色はその楽器の特徴が顕著に表れるから、選ぶ基準の1つにしてる!

自分で気軽に持ち運べる重さか

私自身、いまだに背負って移動しているのでこれは外せないわね。特に女の子の場合、より軽くてコンパクトな楽器というのは大事だと思う。

オレオレオナの試奏機種

TUNECORE JAPAN