【ライブ・レポート】向谷実還暦記念ライブ〜Minoru Mukaiya presents 「EAST meets WEST」@2016楽器フェア

ライブレポート by キーボード・マガジン編集部 2016年12月15日

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去る11月4日〜6日の3日間にわたって行われた2016楽器フェア。同イベント内のホールにて行われた、Minoru Mukaiya presents 「EAST meets WEST」の模様をレポートしよう。

楽器フェアの会場となった国際展示場のレセプションホールBにて、11月6日に開催されたMinoru Mukaiya presents 「EAST meets WEST」は、向谷実の還暦を記念したスペシャル・ライブ。向谷を中心に、ドン・グルーシン(k)、リー・リトナー(g)、ネイザン・イースト(b)、神保彰(d)、エリック・ミヤシロ(tp)、二井田ひとみ(tp)、近藤和彦(sax)、村田陽一(tb)といった凄腕ミュージシャンが結集、スーバー・バンドのパフォーマンスをひと目見ようと、多くの人が会場に詰めかけた。

カシオペアのナンバー「Corona」でライブはスタート。向谷はヤマハMontage7と8の2台、ドン・グルーシンはMontage8を1台セットしていた。向谷はピアノ、エレピを中心とした研ぎ澄まされたプレイで、他のプレイヤーと絡んでいく。バンド全体から生み出されるグルーブは、とにかく心地良い。

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セット・リストは、それぞれのメンバーが作曲した楽曲を披露していくという趣旨。ホーン・セクションも含むバンド・アンサンブルはゴージャズで聴き応えのあるものだった。向谷がカシオペアで最初に作曲したという「Reflections Of You」は、記念ライブに相応しい選曲で、エレピの美しい旋律、それぞれのメンバーの卓越した演奏によるセッションにはぐっと引きこまれた。

作曲者の個性が出た楽曲が並ぶものの、それぞれのメンバーたちにスポットが当たるアレンジに、会場は大いに盛り上がる。本編最後、このメンツが集まったからと披露されたカシオペア「Mid-Manhattan」では、各プレイヤーのスリリングなパフォーマンスにスタンディング・オベーションが巻き起こった。

アンコールは、向谷が「京阪杯」本馬場入場曲として今年書き下ろした「A Promising Moment」。10月には、その音楽人生を綴った自伝『向谷実の青春60切符♪ NO MUSIC,NO TRAIN,NO LIFE』を発売した向谷だが、ライブの最後には“これから”への思いを語り、1日限りの超豪華なセッションは幕を閉じた。

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