【イベント・レポート】ハモンド・オルガンの最新モデルが遂に登場!〜XK-5ジャパンプレミア

ライブレポート by キーボード・マガジン編集部 2016年6月29日

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去る6月12日、東京・沼袋オルガンジャズ倶楽部にて、ハモンドXK-5ジャパンプレミアが開催された。

ハモンドB-3が常設されたライブハウス、オルガンジャズ倶楽部での製品発表会。日本では初のお目見えとなるXK-5にいち早く触れたいと多くのオルガン好きが訪れた。

ステージ上にはB-3とXK-5が並べて置かれていた……のだが、その姿は黒い幕に覆われている。これは、それぞれの機種の音を来場者に聴いてもらい、どちらのモデルかを当ててもらうというブラインド・テストのための仕掛け。発表会は、XK-5のリリースを祝っての乾杯からスタートし、まずはハモンド・スズキの山内清太氏、鈴木楽器製作所の冨江正人氏と、オルガン・プレイヤーの河合代介による、XK-5の特徴や仕組みについての解説が行われた。

▲XK-5とB-3の音を比べるブラインド・テストのため、ステージは黒い幕で覆われていた。

▲XK-5とB-3の音を比べるブラインド・テストのため、ステージは黒い幕で覆われていた。

XK-5は、トーンホイールを再現した新音源、Modelled Tone Wheel I(MTWI音源)を内蔵。新開発の仮想マルチ・コンタクト鍵盤は、オルガン演奏に重要な、多列接点による微細な反応を表現可能にしている。また、B-3同様のドローバー・セットとプリセット・キーを装備。さらにB-3のマッチング・トランスをモデリング技術で再現するほか、真空管プリアンプを搭載するなど、ビンテージ回路の温かみあるサウンドを追求している。また、ロワー鍵盤のXLK-5も用意されており、XK-EVOLUTIONシステムによってB-3のようなセットアップも可能だ。

そんなXK-5とB-3のサウンドの違いを体感するという趣旨のもと、行われたブラインド・テスト。両機種を河合が順番に演奏、その後XK-5によるサウンドと判断した方に、来場者は挙手をする。テストは2回行われ、正解率は62.8%だったが、全問正解者となると2名のみという結果だった。XK-5のサウンドが、B-3にかなり迫っていることを証明してみせたと言えよう。

▲ブラインド・テストの答え合わせの様子。

▲ブラインド・テストの答え合わせの様子。

B-3をさまざまな面から追求したXK-5だが、現代のシーンに合わせた進化も遂げている。レスリー・スピーカーが使用できない可能性を考慮しレスリー・エフェクトを内蔵するなど、多彩なエフェクトを装備。B-3のほかに、C-3、A-100、Mellowなどのオルガン・タイプが用意され、各ホイールの音量やリーケージ・レベル、仮想接点の状態はじめ、さまざまな設定が行える。また、有機ELディスプレイにより視認性が向上したほか、フット・コントローラー機能なども充実。USB-A/Bに対応し、PCにUSBケーブル1本で接続できるなど、自宅での制作システムに加えることもできる。

ブラインド・テスト後は、河合によるXK-5の説明を交えながらのデモ演奏が行われた。B-3を知り尽くし、またハモンドと深いかかわりを続けてきた河合だが、XK-5の進化した表現力に賞賛を惜しまなかった。試奏タイム
では、来場者自らがXK-5に触れそのサウンドを堪能していた。

今後のオルガン、キーボード・シーンにおいて要注目のXK-5は、7月の発売を予定している。

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