激しい音跳び&ワイド・ストレッチ・トレーニング/MI Japan ギター・クリニック

MI JAPANギター・クリニック by 菊地秀一 2011年12月20日

毎月連載でお届けしているMI JAPANの注目の講師陣たちによるクリニック。今月は東京校の菊地秀一が登場だ!

MI JAPAN 東京校GITの菊地です。普段、MIでは”エレクティブ”という選択授業を受け持っていて、リズム・トレーニングやカッティング、作曲、アレンジなんかを教えています。今回は音跳び&ワイド・ストレッチにスポットを当てた企画で進めていきたいと思います!

【MI×ギタマガ】OPEN HOUSE/菊地秀一 #1「ワイドストレッチ」

【MI×ギタマガ】OPEN HOUSE/菊地秀一 #2「ワイドストレッチ」

基本のフレーズ

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Emのペンタトニックに♭5の音(1弦18fのB♭)を足したフレーズです。

Ex-1は3連フレーズ。Ex-2は16分のフレーズ。Emペンタの1〜2弦だけを使ってトップの音だけが上昇し下降するフレーズになります。こういうフレーズの場合、普通は15fや17fの時には薬指や小指で押さえるのがほとんどだと思うのですが、指を開くトレーニングを兼ねて、あえて中指や薬指を意識的に使っています。人の指って人差指から小指までは案外開くものなんです。その際にポイントになるのは、ネックを支えてる親指の位置。この位置が高かったり、横に寝てたりすると指がカニの足みたいになってうまく開きません。そして、人差指と中指、中指と薬指のような隣の指との間隔も開きにくいのです。さらに握り込むようなスタイルの場合はますます広げにくくなります。ですが、そこを何とか広げていこうというのが今回のテーマでもあります(笑)。

Ex-1とEx-2は人差指と中指、中指と薬指のような隣の指との間隔を開くトレーニングも兼ねてます。でも、少しでも指や手首に違和感を感じたら止めて下さい。そして、無理せず自分に合った指を選んで下さい。

応用フレーズ

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Ex-3は、異弦同音が多く出てくるフレーズです。指の運びが慣れないかもしれませんが、それ以外はピッキングもそんなに難しくはないと思います。思いっきり指を広げてみて下さい。ポイントは、前にも書きましたが、ネックを支えてる親指の位置を下げめにすると人差指から小指まで広げやすくなると思います。親指の位置の話は、詳しくは動画を見て下さい。また、ちょっとでも指や手首に違和感を感じたらすぐに練習をやめるようにして下さい。

Ex-4は、ひとつの弦に対して4つの音で動いていきます。最後は6連符で、指も人差指から小指まで使います。きちんと分離して動かすことができるように、まずはゆっくりとしたテンポで試してみて下さい。何度も言いますが、指や手首に違和感を感じたらすぐにストップ! 休憩して下さい。

まとめ

早い話”タッピングでやれよ!”と言いたくなるようなフレーズだったと思います(苦笑)。それにやっぱり押さえれないという人もいるかもしれません。それならそれで良いと思います。僕は身長が高く手も大きいので、何か自分だけのスタイルを見つけたくてこんなフレーズを練習し始めました。指が届かなくてエディ・ヴァン・ヘイレンはライトハンドを始めたという例もあります。大事なのは自分だけのオリジナリティを見つけることだと思うんです。

例題を出しておいてこんなこと言うのは何ですが、このフレーズが弾ける弾けない、押さえられる押さえられないではなく、何か自分だけのオリジナリティを考えるきっかけになってくれたらうれしいなと思います。

菊地秀一 プロフィール

mi_gm_2011_12_instructorアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』のオープニング・テーマソング「distance」や『夏目友人帳』のオープニングテーマ「あの日タイムマシン」、スカパー!Jリーグ中継オフィシャルソング「ハートビート」など、さまざまなタイアップのリリースも手がける。数多くのリリース・ツアーやライブ・イベントのほかに、Sum41を始め、Less Than Jake、The Suicide Machines などの海外バンドとの競演。フランスのフェス、Japanexpoにも出演する。

■本記事について

本記事は『ギター・マガジン2011年12月号』掲載のページを転載したものです。

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