フレーズの創造力を鍛える 自活力育成講座(応用編)!

MI JAPANギター・クリニック by MIYU 2017年2月13日

“自活力”でオリジナル・フレーズを作ろう!

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ギター・マガジン読者の皆さん、こんにちは! 前回に引き続きこのコーナーを担当します、ソロ・ギタリストのMIYUです。きっとこのコーナーに目を留めていただいた皆さんは“ギターがうまくなりたい!”と考えている方がほとんどだと思います。私も普段から“どうすればギターがうまくなりますか?”という質問をいただきますが、それに対する納得のいく答えが何なのかを考えているうちにひとつの答えにたどり着きました。私が今思う最も納得のいく答え、それは……“どうすればギターがうまくなると思いますか?”です。きっと質問者の方は予想外の答えに一瞬ビックリしつつも、自分の普段のプレイを回想し、確実で現実的な答えを私にくれると思います。私たちは質問に対して当然のごとく答えを出そうとしてしまいがちですが、質問者の方が自分で答えを見つけるためのアシストをするほうが良い場合もあります。普段のコミュニケーションにも生かせるはずなので、自分と向き合う練習だと思って、思い出して下さいね!

前回の自活力育成講座はいかがでしたでしょうか? 練習方法は変わりましたか? 日常は潤いましたか(笑)? 今回は、前回の“自活力講座”の応用編となるので“1ページ全部やって終わり!”ではなく、これらをもとにオリジナル・フレーズを自分で作って実践して下さいね。また、今回から初めてお読みいただく方に、カンタンに“自活力”についての説明をします。“自活力”とは読んで字のごとく、“自らの手で活用できるものを生み出す力”を言います。気分は売れっ子プロ・ギタリスト! 教則本を出版するつもりで、1小節でも2小節でもいいので、ここに出てくる各フレーズの続きを完成させてみて下さい。今回の“自活力講座”に関しては、ひとつの素材をモチーフにして、いろいろな方法を使ってオリジナル曲に生かすためのカンタンなアイディアを紹介しています。作曲に興味はあるけどまだ作ったことのない方、アイディアに困っているという方は、この方法(=自活力)を試してイントロやリフ作りに挑戦してみて下さいね。カッコいいリフを作るためには、小節をまたいだり、ずらすというのが、一種のポイントとなっているので、そこにも注目です。後半には単純なのに少し難解に感じるフレーズも出てくるので、メトロノームを使って練習し、アクセントの位置に慣れてきたら脚でも頭でもどこでもいいので、必ず自分の体の一部を使ってリズムをキープしながら演奏することを心がけて下さい。

 

Ex-1

まずは、カンタンなリズム・パターンである1小節目のリフを使って、半拍ずらしてスタートしたパターンが2小節目。3小節目は、2小節目のリズム・パターンを16分音符にしたバージョンです。これで3つのリズム・パターンが完成しました。4小節目以降は宿題ですので、この続きにチャレンジして下さいね!

 

Ex-2

続くEx-2は、パワーコードとシングル・ノートをミックスした1小節目のリフをモチーフに使用します。このモチーフを倍にして、間をタイでつなぐことでひとつのメイン・リフを完成させています。後半の2小節では、オクターブ上の音階を使うことにより、さらに変化をつけています。困った時はオクターブ! 単調になりがちなリフにスパイスを与えてくれて、使いやすいので重宝しますね。リード部分にハモりをつけてみるとさらにカッコいいリフの完成間違いなしですね。

 

Ex-3

Ex-3ではエコノミー・ピッキングを使ったクロマチック・フレーズに挑戦してみましょう。1音1音切るようなイメージでしっかりとした発音になるよう、心がけて下さい。前半3小節は8音ひとかたまりのフレーズですが、後半3小節は6音ひとかたまりフレーズです。また、プリング時などもリズムが崩れやすいので要注意です。

Ex-4

少しトリッキーな5音ひとかたまりのパターンです。譜面上では16分音符なのですが、5連符に聴かせる狙いもあり、最初は何回弾いているか混乱すると思いますが、落ち着いて4カウントでアクセントをつけながら練習してみましょう。これができた方は5音ひと区切りのアクセントにも挑戦してみましょう。こういった○音ずつのくり返しフレーズが出てきた時、”○のかたまりを△回”といった覚え方はリズムが崩れる原因なので絶対にNGです。

 

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