たった4ポジション! 練習見直し自活力育成講座

MI JAPANギター・クリニック by MIYU 2017年1月13日

今回のテーマは自活力です!

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ギター・マガジン読者の皆さん、はじめまして。今月から本コーナーを担当させていただくことになりました、ソロ・ギタリストの“MIYU先生”ことMIYUです★ 初回なので少し自己紹介させていただきたいと思います。私は都内を中心に活動するソロ・ギタリスト で、サポートやゲスト・メンバーを招いてライブを行なっています。自身のソロ活動のほかには、サポート・ミュージシャンやギター講師などもしています。最近では、ネット・アーティストの顔も持ち、動画配信サイト“ツイキャス”で毎日生放送を行なっています。少しでも興味を持っていただいた方は、生放送にもぜひ遊びにきて下さいね! さて本題ですが、今回のテーマは“自活力”です。私も過去にたくさんの教則本やギター雑誌を買い、幾度となく難しい譜例にチャレンジしてきました。ここでは、その経験をもとに、大量の音符を見ただけで“やる気しない〜!”とならぬよう、読んだだけでも役に立つ練習方法を紹介していこうと思います。

このコーナーで、皆さんにしっかり学んでいただきたいのはズバリ“自活力!”です。私はよく“レッスンは技術を学ぶ場所ではなく、練習のやり方を学ぶ場所だ”ということをお話します。音楽教室などで学んでいる方にも、独学の方にも共通して言える大切なことは、ひとつのことを学び、どれだけ自分の武器として吸収できるかということです。“1”学んで“1”の方もいれば、“1”学んで“10”にできる人もいますが、どちらが伸びるかは言わなくてもわかりますよね? 私が伝えたい“自活力”、なんとなくイメージが湧いてきましたか?

それではさっそく、その“自活力”について、具体的なフレーズを用いて詳しく学んでいきましょう。ひとつのフレーズを自分なりに増やす。難しいように聞こえますが、実はとってもカンタンなことなのです。例えば、半音ずらしてみる、違うキーで弾いてみる、ピッキング回数を変えてみる、複音で弾いてみるなど、いろんな方法があります。今回は限られた小節数の中で、“1”を“10”にする方法をステップを踏んで紹介していこうと思います。“そんなことで良いの?”と思う方もいると思いますが、それで良いのです! 頭で理解することと実践することはまったくの別物! この方法を実践して、新しいフレーズをコピーした際には、どんどん自分なりの練習方法を増やしていってほしいと願っています。ただただ闇雲に覚えたものより、悩み苦しんだもの、工夫したもの、時間をかけたものは、より印象深いものとなって記憶にも長く残るものですよ。“練習してもうまくならない”と嘆いているそこのあなた! やり方、間違っていませんか? 新しい角度から練習のやり方を見つめ直してみましょう。

Ex-1-a

まずはカンタンな方法でステップを踏んでいきましょう。Ex-1-aのフレーズ自体はとてもカンタンなもので、4音階のみを使った、6音でひとかたまりのフレーズです。8分音符なのですが、6連符に聴かせる狙いもあるので、フルピッキングでアクセントを6、6、4のアタマにしっかり入れて下さい。

Ex-1-b

Ex-1-bは、先ほどのEx-1-aにハンマリングに加えたものです。リズムがヨレやすいので注意して、ここで一気にスピードアップしてみましょう!

Ex-2

次はEX-1-bをベースにした練習フレーズです。10フレットを中心に9フレットと11フレットを使って 半音階ずらしただけですが、運指は、人差指と薬指のコンビネーションから始まり、人差指&中指、人差指&小指と、すべてのコンビネーションを使うので、指の分離にも有効になります。

Ex-3

Ex-2のフレーズの3弦と4弦を入れ替えたバージョンです。フィンガリングに関しては左右の動きをEx-2でやったので、ここでは上下の入れ替えの動きをやってみましょう。弦の入れ替えもマスターした人は、スタートする指を入れ替えるのにもぜひチャレンジしてみて下さい。

Ex-4

最後は16分音符のフレーズです。ここまでで苦手な指のコンビネーションが見えてきたと思うので、その指の分離と持久力を強化しましょう!

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