マイナー・ ペンタトニック・スケールのアドリブ/MI Japan ギター・クリニック

MI JAPANギター・クリニック by 岡本歩 2014年3月14日

皆さん、こんにちは。MI Japan 仙台校 GIT科講師の岡本歩です。
学校では必修授業であるRhythm Guitar (コード、ストラム、リズム・パターン、LPW (Live Playing Workshop)というパフォーマンスなどを含めたライブ形式の授業、そして生徒のレコーディングの授業を担当しています。私個人の活動としては昨年はプログレッシブなインスト・バンド、ビッグバンドに参加しました。最近“ギターが上手になるためにはどうしたらよいか?”とよく聞かれます。真面目にコツコツと努力することは確かに必要。しかし音楽はやはり楽しむことが大切で、その気持ちが上達にも繋がるのだと思っています。お互いギターを楽しんでいきましょう!!
今回の誌上ギター・クリニックも楽しんで頂ければ幸いです。

基本編

今回は、マイナー・ペンタトニック・スケールでアドリブを弾くことをテーマにしています。アドリブということで、以下に重点を置いてエクササイズを作ってみました。

  • スケールポジションの有効的な活用の仕方
  • ペンタトニック・スケール独特の運指

いつもアドリブを弾くポジションが同じ、アドリブを弾けるポジションの範囲が狭い!と考えている方のお役に立てるのではないかと思います。
基本的なアドリブのポジションどりを考えてみましょう。どこでも思ったとおりに弾けるというのが理想ですが、最初からそんなことはできませんよね?それができていたらこの記事は見なくていいと思います(笑)。とっかかりとして“6弦ルート”と“5弦ルート”に親しみましょう。
EX-1はkey=Gm。最初は“5弦ルートのポジション”で演奏し、6小節目2拍目の途中からハイフレットの“6弦ルートのポジション”に移ります。その際、フレーズが繋がるように移るのがポイントです。少し厄介な運指の6小節目2拍目の2弦15fは人差指で弾いてみてください。

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トレーニング譜面

EX-2はkey=Gm。シャッフルのリズムでピックアップ(アウフタクト)で始まります。最初はロー・フレットの“6弦ルートのポジション”で弾いています。その後、4小節4拍目から5小節目は6弦ルートの1〜3弦を拡張したポジションで弾きます。ここもよく使われるポジションです。以降は“5弦ルートのポジション”に移ります。すべてのエクササイズに共通することですが、ペンタトニックならではの少し厄介な運指を積極的に採用しています。ペンタトニックは♭5を除いて5音しかないので、難しい運指を全部避けていると“アドリブの引き出しがない”原因になってしまうと思います。

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EX-3はkey=Gm。このエクササイズは“5弦ルートのポジション”からスタートします。その後ロー・フレットの6弦ルート、5弦ルート、そしてオクターブ上のハイフレットの6弦ルートのポジション。これらすべてのポジションを使用します。
実際にアドリブをプレイする際のポイントは“全体の流れを考える”ことだと思います。終盤に向かってだんだん盛り上げていくなど、それぞれのフレーズによってアドリブ全体の流れをコントロールすることが必要となります。

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本記事について

本記事は『ギター・マガジン2014年2月号』掲載のページを転載したものです。

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