TOKYO GUITAR SHOWレポート:アーティスト・パフォーマンス後編

TOKYO GUITAR SHOW 2014 by 編集部 2014年7月14日

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ギター好きにおくる年に一度のイベント、TOKYO GUITAR SHOWが6月28日(土)、29日(日)に行なわれた。豪華ラインナップのそろった各出展ブースも見どころだが、この会場でしか観られないスペシャル・アーティスト・パフォーマンスも大注目だ。先に公開した前編に続き、後編のレポートをお届けしよう!

佐々木亮介(a flood of circle)

ライブハウスさながらの全力パフォーマンスで大盛況

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ブルースの魂を現世に伝えるバンド、a flood of circleのフロントマンである佐々木亮介がフェンダーのキングマンを片手にTOKYO GUITAR SHOWに初参戦。以前から友達だったと語るデュラン(ex:ROOTLES)を相棒に迎えアツいライブを行なった。軽いセッションからスタートしたかと思うと、afocの「Tequila Club」や「Summertime Blues II」などをアコースティック・アレンジで披露。ステージ・ドリンクに用意されたラム・コークの効果もあってか饒舌なMCも交えながら、ライブハウスさながらの全力パフォーマンスで会場沸かせていた。サッカー・ワールド・カップの放送にも使用された「GO」ではシンガロングが起こる場面も。最後はふたりともスタンディングで白熱のステージとなった。

Ken

Kenが語るフェンダー・アンプの魅力

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メイン・ステージ1日目のトリを飾ったのはL’Arc~en~Cielのギタリストとして活躍するKen。昨年に引き続き、ステージには入場規制がかかるほどの賑わいを見せていた。この日のイベントはフェンダー・アンプの魅力を伝えるという内容。シグネチャー・モデルであるGaraxy Redと、普段から愛用しているという68カスタム・デラックス・リバーブの組み合わせで、その魅力をあますところなく伝えていた。ライブでのツマミのセッティングやサウンド・メイクの秘訣を明かしたファンにはたまらないトークを交えつつ、L’Arc~en~Cielの楽曲に登場するフレーズが演奏される度に歓声が巻き起こっていた。フェンダー・アンプの新製品であるRAMPARTEやMUSTANGのレビューも挟みつつイベントは終盤へ。最後はデュラン(ex:ROOTLES)が飛び入り参加し、フリー・セッションを披露。普段は見られないレアなセッションで会場をおおいに沸かせていた。

新山詩織

アコースティック・ギターの魅力を実感させる繊細なパフォーマンス

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前日に引き続き29日(日)も盛大なにぎわいを見せたアーティスト・パフォーマンス。この日のトップバッターは96年生まれのシンガーソングライター、新山詩織だ。“高校1年生の時にフェンダーのアコースティック・ギターを手にしてから、まわりに見える景色が変わった”と話す彼女の音楽はやさしい音色と強いメッセージ性の歌が特徴で、若者を中心に人気を集めている。実際にステージを観てみると、アコースティック・ギターだからこその生々しさ、ニュアンスを大事に演奏していることがわかる。“うまくなくても、感じたままの気持ちで弾けばいいんだと伝えたい”と語る言葉どおりのプレイで観客を惹きつけ、デビュー曲「ゆれるユレル」では自然に手拍子が起きるなど、観ている人も一緒に楽しめる素晴らしいステージとなった。

武藤昭平withウエノコウジ

百戦錬磨のロックンローラーが鳴らした不良でクールなアコースティック・セッション

⑩武藤ウエノ

武藤昭平(g,vo/勝手にしやがれ)とウエノコウジ(b/the HIATUS)のデュオが昨年に引き続きギターショーに参戦した。武藤はGN-5、ウエノはB-54CE Standard BLDと、両者ともにギルドを抱えて登場し、片手に持ったジャック・ダニエルで聴衆と乾杯。まるで打ち上げのようなリラックス・ムードでライブが始まったが、演奏となるとさすがは百戦錬磨のロックンローラー。特に、ウエノが鳴らす歪んだベースの上に、フラメンコ的奏法+ボディ・ヒッティングを交えて武藤がギターを叩きまくった序盤のリズム・セッションは特筆もので、会場のやや硬い雰囲気を見事に一変させた。指先のテクニックによる正確さとは違う、楽器を合わせて演奏した時に生まれる“コク”のようなものがたっぷりと出た実に音楽的なセッションだった。

  • 武藤昭平withウエノコウジ

 

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