UNITED 30th Anniversary Gig “THE FINAL”の機材をチェック!

ライブ/イベントレポート by 編集部 2012年3月2日

昨年で結成30周年を迎えたUNITEDの,記念すべきUNITED 30th Anniversary Gig “THE FINAL”で使用された,機材を紹介していこう。
以前にアップされたライブ・レポートと合わせてチェックして欲しい。

吉田”HALLY”良文 ギター

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ESPのスタッフである丹正氏によって,10年ほど前に製作されたこのギターは,吉田”HALLY”良文がメインで使用しているVP-7STだ。
ホンジュラス・マホガニー・ボディ,ハード・メイプルの3ピース・ネック,ローズウッド指板仕様で,吉田の意向によりロング・スケールを採用している。ピックアップはフロントにセイモア・ダンカン製SH-1n-7,リアには同SH-4-7が搭載されており,コントロールは3ウェイ・ピックアップ・セレクターに1ボリュームとシンプルなスペック。
オリジナルで製作されたトラスロッド・カバーとピックガードのデザインは,吉田の友人である,アクセサリー・デザイナーのシックス氏によって手がけられたものだ。

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上記のモデルと並んで頻繁に使用されるこのギターは,ベーシックなフィニッシュのメイン・ギターとは対照的に,ネック,ヘッドの裏側までゴールド・カラーでフィニッシュされたゴージャスな1本だ。ボディ表側と指板のインレイには,バンド・ロゴがモチーフのトライバル柄が描かれている。ピックガードの有無以外はメイン・ギターとまったく同じスペックとなっている。

大谷慎吾ギター

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通称”ダリ”と呼ばれる,大谷慎吾シグネイチャーの第1号。ライト・アッシュのボディに,メイプル・ネック,メイプル指板というマテリアルだが,本人の手よってメイプル材の白い指板は黒いマジックで塗りつぶされている。
フロント・ピックアップにはセイモア・ダンカンのSH-1,リア・ピックアップに同SH-4を搭載。ボディに描かれたグラフィックは,高見沢俊彦(THE ALFEE)のギター・ペイントも手がけるESPのデザイナーによるハンドメイドだ。近年はポール・ディアノ(vo元アイアン・メイデン)との共演の際や,ツアー・ファイナルなど,記念すべき日に登場する1本だ。

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VP-7ST(ナチュラル・カラー)と同時期に製作された,ランディVシェイプの7弦ギター。ボルト・オン・ネックや1ボリュームのコントロールをダリから継承しつつ,ピックアップはリアのみという仕様になっている。
ボディはマホガニー,ネックはハード・メイプルの3ピースのロング・スケールというマテリアルが採用されている。ホワイト・カラーのボディは,なんと缶スプレーで塗装され,本人の希望によりエイジド加工が加えられた。
注目すべきはD-TUNERが6弦に取り付けられていること。それにより1本のギターで初期曲から最近の曲まで演奏可能となった。

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旧モデル同様,ESPの丹正氏によって製作された大谷シグネイチャーの最新作。ボルト・オン・ネックに1ボリューム,1ピックアップなど,外見は上記のランディVと大きな違いはないが,ボディ材がマホガニーからメイプル・トップに変更されている。弦はDRのMT7-10(010,013,017,026,036,046,056)を使用。
“サイド・ポジション・マークが見えればいい”との意見から指板上にインレイは入っておらず,蓄光の塗料によるサイド・ポジション・マークのみが刻印されている。前述のモデルに改良を加えた,より実践的な仕様と言えるだろう。現在最も登場機会の多いモデルで,レコーディングでも使用されている。
機材はふたりともほぼ同じだが,ヘッドのセッティング,ラックの4段目と内部に置かれたオーバー・ドライブ,足下のワウペダルが異なっている点に注目だ。

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ディーゼル製VH4(ヘッド)にリアマウント・タイプのディーゼル製412R(キャビネット)を使用し,ヘッドの上には5Uのラックが組まれている。

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バンド・サウンドの中核を担うVH4は初期型のもので,最初に輸入されたうちの2台というレアなもので,吉田,大谷ともにチャンネル3をメインで使用している。吉田のセッティングは〈ゲイン,ボリューム,トレブルが7,ミドル4,ベース7〉,大谷は〈ゲイン8,ボリューム,トレブルが7,ミドル3,ベース6〉と,どちらもドンシャリ・サウンドなセッティングだ。

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上段からLINE 6製RELAY G90(ワイヤレス・システム),ジュース・グース製TWELVE PAQ(パワーディストリビューター),カスタム・オーディオ・エレクトロニクス製4×4 Audio Controller(コントロール・システム),一段とばして,コルグ製 DTR-1(チューナー)が組まれている。4段目のみ異なり,吉田のラックはロックトロン製のMULTIVALVE(チューブ・マルチ・エフェクター),大谷のラックにはロックトロン製INTELLIFEX-LTD(オーディオ・コントローラー)がマウントされている。

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ラックの裏側にはコンパクト・エフェクターがひとつずつ入っており,大谷はアイバニーズ製TS9(チューブ・スクリーマー),吉田はメーカー不明のTSタイプを使用。これらは演奏中には常にオンになっている。

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ふたりとも足下はシンプルで,ラック内エフェクターのコントロールはみずから行われている。カスタム・オーディオ・エレクトロニクス製CAE RS-10(MIDIフット・コントローラー)と,異なるワウ・ペダルがひとつずつ置かれ,吉田はジム・ダンロップ製DB-01ダイムバッグ・シグネイチャー・ペダル,大谷はモーリー製 VAI-2 スティーヴ・ヴァイ・バッド・ホーシー2 ・コンツアー・ワウが並ぶ。

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