【ライブ・レポート】UNITED 30th Anniversary Gig”THE FINAL” 

ライブ/イベントレポート by 編集部 2012年1月5日

2011年に結成30周年を迎えたUNITEDのアニバーサーリー・ライブの模様をレポート!
記念すべき機会に旧メンバーが登場するなど,UNITEDの原点から現在までを振り返ったスペシャル・ライブで往年のファンにはたまらない1日となった。

1981年に結成し,メンバー・チェンジをくり返しつつ現在まで進化を続けてきたユナイテッドが,2011年に記念すべき30周年を迎えた。11年5月に新ボーカリストKEN-SINを迎えてから初となるフル・アルバム『ティアー・オブ・イリュージョンズ』をリリース。10月にはラウドパークに2度目の出場を果たし,堂々たる演奏と圧倒的にヘヴィなサウンドで観客を狂乱の渦に巻き込んだのは記憶が新しい。

そんな激動の11年の最後を飾るべく,12月2日,渋谷O-WESTにて行われた『30th Anniversary Gig”THE FINAL”』のライブ模様をレポートしていこう。

当日のセットは,中盤にユナイテッドの歴代メンバーが登場するという3部構成となっており,昔の定番SE曲だったという東京パノラマ・マンボ・ボーイズの「マンボ・ボンド」で第1部が幕を開ける。歴代のバンド・ショットがスクリーンに映し出され,会場のボルテージが上がったところで,現メンバーが登場し「ドント・レット・ピース・ブレイク・アウト」が演奏開始。KEN-SHINの煽りに応えて暴れまくるファンたちで,会場の熱気は一気に上昇していく。今年製作されたというニュー・ギターを刻み倒す大谷慎吾は,長い髪を振り乱し,正確無比なピッキングでオーディエンスの鼓膜をザクザクと攻める。ステージ下手では鬼のような形相で弦をはじき,ゴリゴリのローをくり出す吉田”Hally”良文の姿に目を奪われる観客たち。メンバーのサウンドが重なりあって超攻撃的なアンサンブルを織りなす。リスナーはまるで音の塊を全身に投げつけられ,脳まで揺らされるような感覚を味わった。「(イッツ・ソー)ハード・トゥ・ブリース・ブレス」,「コンバット!」,「ユナイテッド」など結成初期のナンバーを中心としたセット・リストに,集まった往年ファンたちは大興奮だ。8曲を一気に演奏しきって,メンバーは一度ステージ裏へ消えていった。

再びスクリーンに過去のライブの写真が映し出され,フロアでは当時を懐かしむ声が飛び交う。そんな中登場したのは,結成メンバーのNAO(vo),原正樹(g),中里”MANTAS”武(g)に加え,二代目ドラマーの滝沢哲夫,82年に加入して以来,バンドを牽引してきた横山明裕(b)という,1stアルバム時のメンバーだった。待ってましたと言わんばかりの歓声に,うれしそうに応える旧メンバーたち。かねてから噂されていた1stシングル「スナイパー」の日本語歌詞バージョンが演奏され,なんともレアなパフォーマンスに客席が沸く。続いて二代目フロントマンの古井義明がステージにあがり,86年発表の2ndシングル「エス・アール・エス」,「ドゥ・ユー・ワナ・ダイ?」を演奏。外見こそ変わったものの,現役さながらの勢いのあるステージングで観客を魅了していった。第2部は歴代メンバーが入れ代わり登場するステージ演出となっており,歓声に包まれながらも楽器陣は退場。そして次に現メンバーの楽器陣が古井の周りを固める。激しいサウンドの中でも埋もれないシャウトが響き渡る。渾身のパフォーマンスを見せる古井に触発され,ステージ・ダイバーが次々に登場したりと,会場のボルテージはますますヒートアップ。「ドント・トラスト」など3曲を演奏した。

古井は最後のゲスト,ボーカルである湯浅正俊にマイクを渡す。客席からの湯浅コールにはにかみながらも,マイク・ケーブルを腕に巻く姿に当時の記憶が蘇ってきた。湯浅が歌うのは,当然自身が参加した7thアルバムから「ヘイト・ユアセルフ・ヘイト・ユア・オウン・カインド」だ。序盤はなにやら感慨深そうな表情を浮かべたまま歌うも,曲が進み,髪を束ねていたゴムがほどける頃には,完全に当時の感覚を取り戻していた。続けざまに全力のパフォーマンスで「ソニック・サブライム」を演奏したメンバーたちは,冷めやらない熱気と鳴り止まない歓声の中,ステージ裏へと戻っていった。

SEの流れる中,現メンバーが再び登場。「ティアー・オブ・イリュージョンズ」から始まった3部は,新曲を中心に速くてヘヴィなナンバーの連続だ。旧メンバーとステージでの再会を果たし,何かを授かったように力の入ったステージで,現在進行形のユナイテッドを見せつけたという感じだ。 “今日はアンコールはやらない。だから今全力で暴れろ”という横山の言葉に,客席ではウォール・オブ・デスが巻き起こるなどファンの興奮も最高潮に達する。ラウドパークにも引けを取らない,すさまじい気迫を感じさせる渾身のステージングでラスト・ナンバー「リベンジ」まで一気に駆け抜けていった。

圧巻のライブを終えたあとは同窓会にも似た雰囲気で出演者全員がステージ上に集合。笑顔で握手を交わす温かい場面がファンの心を打った。最後には客席をバックに現/旧メンバーそろっての写真撮影で終幕。こうして結成30年が経ってもなお進化を続け,未来を期待させるユナイテッドの原点から現在にいたるまでの筆跡を辿る一夜となった。

なお吉田,大谷が使用した機材については後日紹介するので,そちらもお楽しみに!

1981年に結成し,メンバー・チェンジをくり返しつつ現在まで進化を続けてきたユナイテッドが,2011年に記念すべき30周年を迎えた。11年5月に新ボーカリストKEN-SINを迎えてから初となるフル・アルバム『ティアー・オブ・イリュージョンズ』をリリース。10月にはラウドパークに2度目の出場を果たし,堂々たる演奏と圧倒的にヘヴィなサウンドで観客を狂乱の渦に巻き込んだのは記憶が新しい。

そんな激動の11年の最後を飾るべく,12月2日,渋谷O-WESTにて行われた『30th Anniversary Gig”THE FINAL”』のライブ模様をレポートしていこう。

当日のセットは,中盤にユナイテッドの歴代メンバーが登場するという3部構成となっており,昔の定番SE曲だったという東京パノラマ・マンボ・ボーイズの「マンボ・ボンド」で第1部が幕を開ける。歴代のバンド・ショットがスクリーンに映し出され,会場のボルテージが上がったところで,現メンバーが登場し「ドント・レット・ピース・ブレイク・アウト」が演奏開始。KEN-SHINの煽りに応えて暴れまくるファンたちで,会場の熱気は一気に上昇していく。

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▲大谷慎吾

今年製作されたというニュー・ギターを刻み倒す大谷慎吾は,長い髪を振り乱し,正確無比なピッキングでオーディエンスの鼓膜をザクザクと攻める。

ステージ上手では鬼のような形相で弦をはじき,ゴリゴリのローをくり出す吉田”Hally”良文の姿に目を奪われる観客たち。

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▲吉田”Hally”良文

メンバーのサウンドが重なりあって超攻撃的なアンサンブルを織りなす。リスナーはまるで音の塊を全身に投げつけられ,脳まで揺らされるような感覚を味わった。「(イッツ・ソー)ハード・トゥ・ブリース・ブレス」,「コンバット!」,「ユナイテッド」など結成初期のナンバーを中心としたセット・リストに,集まった往年ファンたちは大興奮だ。8曲を一気に演奏しきって,メンバーは一度ステージ裏へ消えていった。

再びスクリーンに過去のライブの写真が映し出され,フロアでは当時を懐かしむ声が飛び交う。そんな中登場したのは,結成メンバーのNAO(vo),原正樹(g),中里”MANTAS”武(g)に加え,二代目ドラマーの滝沢哲夫,82年に加入して以来,バンドを牽引してきた横山明裕(b)という,1stアルバム時のメンバーだった。待ってましたと言わんばかりの歓声に,うれしそうに応える旧メンバーたち。かねてから噂されていた1stシングル「スナイパー」の日本語歌詞バージョンが演奏され,なんともレアなパフォーマンスに客席が沸く。

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▲左から横山明裕,中里”MANTAS”武,原正樹

続いて二代目フロントマンの古井義明がステージにあがり,86年発表の2ndシングル「エス・アール・エス」,「ドゥ・ユー・ワナ・ダイ?」を演奏。外見こそ変わったものの,現役さながらの勢いのあるステージングで観客を魅了していった。

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▲古井義明

第2部は歴代メンバーが入れ代わり登場するステージ演出となっており,歓声に包まれながらも楽器陣は退場。そして次に現メンバーの楽器陣が古井の周りを固める。激しいサウンドの中でも埋もれないシャウトが響き渡る。渾身のパフォーマンスを見せる古井に触発され,ステージ・ダイバーが次々に登場したりと,会場のボルテージはますますヒートアップ。「ドント・トラスト」など3曲を演奏した。

古井は最後のゲスト,ボーカルである湯浅正俊にマイクを渡す。客席からの湯浅コールにはにかみながらも,マイク・ケーブルを腕に巻く姿に当時の記憶が蘇ってきた。湯浅が歌うのは,当然自身が参加した7thアルバムから「ヘイト・ユアセルフ・ヘイト・ユア・オウン・カインド」だ。序盤はなにやら感慨深そうな表情を浮かべたまま歌うも,曲が進み,髪を束ねていたゴムがほどける頃には,完全に当時の感覚を取り戻していた。

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▲湯浅正俊

続けざまに全力のパフォーマンスで「ソニック・サブライム」を演奏したメンバーたちは,冷めやらない熱気と鳴り止まない歓声の中,ステージ裏へと戻っていった。

SEの流れる中,現メンバーが再び登場。「ティアー・オブ・イリュージョンズ」から始まった3部は,新曲を中心に速くてヘヴィなナンバーの連続だ。旧メンバーとステージでの再会を果たし,何かを授かったように力の入ったステージで,現在進行形のユナイテッドを見せつけたという感じだ。 “今日はアンコールはやらない。だから今全力で暴れろ”という横山の言葉に,客席ではウォール・オブ・デスが巻き起こるなどファンの興奮も最高潮に達する。ラウドパークにも引けを取らない,すさまじい気迫を感じさせる渾身のステージングでラスト・ナンバー「リベンジ」まで一気に駆け抜けていった。

圧巻のライブを終えたあとは同窓会にも似た雰囲気で出演者全員がステージ上に集合。笑顔で握手を交わす温かい場面がファンの心を打った。最後には客席をバックに現/旧メンバーそろっての写真撮影で終幕。こうして結成30年が経ってもなお進化を続け,未来を期待させるユナイテッドの原点から現在にいたるまでの筆跡を辿る一夜となった。

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▲ライブ終了後の集合写真

セット・リスト

【第1部】
Don’t Let Peace Break Out(It’s So)Hard To Breathe
Combat!
Unavoidable
Burst Dying Mind
Hell Breaks Loose
Cross Over The Line
United

【第2部】
U.N.I.T.E.D
SNIPER
S.R.S
Do you wanna die?
Don’t Trust
Jungle Land
Violence Jack
Hate Yourself.hate Your Own Kind
Sonic Sublime
【第3部】
Tear of Illusions
My Inner Revenge
Fight Fear Kill
Kill Your Sence
Deathtrap
Mosh Crew
Voice Of Sanity
Distorted Vision
The Awakening
Hollow
Fate
Revenger

 

なお吉田,大谷が使用した機材については後日,本サイト内にて紹介するので,そちらもお楽しみに!

◎UNITEDオフィシャル・サイト

TUNECORE JAPAN