2009楽器フェア・レポート(2) by ギター・マガジン編集部

ライブ/イベントレポート by 編集部 2009年11月16日

【2009楽器フェア】ディーゼル/オレンジ/リッケンバッカー/タカミネ/フジゲン/ディビージー/セントブルース/エリクサー

●ディーゼル(DIEZEL)/オレンジ(ORANGE)

そのキメの細かい歪みで、パンク系からメタル/コア系まで愛用者の多いディーゼル・アンプに、小ぶりな筐体のSchmidtが登場。HERBERTなどに比べればサイズは小さいが、クラスA・30W仕様で、太いクリーンからHERBERT、Einstein直系のパワフルな歪みまで、3チャンネルを使い分けることで多様なトーンを作り出せる。年末から年明けの発売を予定しているそうなので、新たなサウンドを欲しているギタリストは、ぜひ店頭で試してみよう。

Schmidtも小型だが、こちらはさらに小さいサイズのオレンジのヘッド。手前にあるのはTINY TERRORのHard Wired Edition。通常よりも太い線材を使い、本国イギリスでハンドワイアリングすることにより、トーン自体にも太さやハリが出るようになる。奥の1台は DUAL TERROR。クリーン〜クランチchと歪みchの2系統になったTERRORだ。真空管も2倍使われていて、出力も30Wと倍の大きさだ。どちらの機種も出力を半分に下げることができるので、ライブから自宅での練習まで、いろいろなシチュエーションで使えること間違いなし♪ こちらは年末からの発売予定。

▲TINY TERROR Hard Wired Edition

▲DUAL TERROR

[モリダイラ楽器]

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●リッケンバッカー(RICKENBACKER)

伝統を守り続けるリッケンバッカー・ブースには、正規輸入代理店である新星堂の60周年を記念したスペシャル・モデルが展示されていた。

まずは360C63だ。型番にCが付く”Cシリーズ”はビートルズが使用していたモデルの復刻版。ジョージ・ハリスンが愛用していた360/12を忠実に復刻した360/12C63の6弦版として製作された。材やピックアップは同じだが、テイルピースやペグなどが変更されている

310C64は、ジョン・レノンがプレイした325を元にした325C64がベース。ピッキングの向上を図るためセンター・ピックアップがなくなり、よりチューニングを安定させるため、ブリッジはトレモロ・ユニットではなく固定式のRテイルピースになった。2カラーで合計60本の限定品。すでに発売中なので、ビビッときた人は早めのチェックを!

[新星堂]

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●タカミネ(TAKAMINE)

長渕剛を筆頭に、国内外の大物ギタリストが手にする日本のアコースティック・ブランド=タカミネ。今回のフェアでもニュー・モデルを各種ラインナップしていたが、ここではDMP281-DCNをレコメンドするぞ。トップがスプルース、サイド&バックがハカランダというスペックで、ポイントとなるのがコンタクト・ピックアップが搭載されたという点。ピエゾ・ピックアップだけではどうしてもドンシャリになりやすかったところを、コンタクトでの音を混ぜることで、ドレットノートらしいドッシリとした響きを、より生音に近く表現できるようになった。もちろんセパレートすることもできるので、マグネット・ピックアップを増設し、ピエゾとコンビネーションで鳴らすなどスタイルに合わせて使い分けることができるだろう。

[高峰楽器製作所]

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●フジゲン(FUJIGEN)/ディービージー(DBZ GUITARS)

1960年の創業以来、数多くのギターを製作し続けているフジゲン。今回の楽器フェアには、創業50周年を記念して作られた6本のギターがドンと並んだ。

その中の1本VFL-50th/HKは、ハワイアン・コア・トップ&コリーナ・バック、ハワイアン・コア・ネックにブラジリアン・ローズウッド指板という材構成。”名木を使った”というだけあり、トップの木目は素晴らしく、ウェイトは軽くも芯のあるトーンを演出してくれる。

指板に入れられた記念インレイも、特別感をアップさせてくれるだろう。

そんな実直なイメージのあるジャパン・メイド・ギターの横には、いかにもメタル!と言わんばかりのギター、DBZ GUITARSが。これはディーンの創立者であるディーン・B・ゼリンスキー氏が新たにスタートさせた、”THE DARK SIDE OF DEAN”というブランドだ。アメリカ製、フジゲン製など、大きく3つの価格帯に分かれていて、コストパフォーマンス・モデルならば、比較的手にしやすいプライスでこのエッジの効いたギターを手にすることができるのだ。

USAメイドの特別仕様モデル。この蛇皮調のトップはシートを貼っているのではなく、ボディ材を削って作られている!

[フジゲン]

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●セントブルース(ST.BLUES)

フックアップ・ブースに展示されていたSt.BluesのWORDSHOPシリーズ61SOUTHは、ボディ材にブビンガを採用したレアな1本。ペグはアメリカ製の特徴でもあるシュパーゼルが搭載され、P-90ピックアップとブビンガ材のコンビネーションにより、ふくよかかつパキッとしたクリーン・トーンを得ることができる。

シングルコイルを2基載せたBLUES MASTER IIは、テレキャスターのようなソリッドな音が特徴。ブランド名のとおり、ブルースを演奏するにはピッタリのギターと言えるだろう。どちらも30万円代中〜後半という価格設定になっている。

[フックアップ]

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●エリクサー(ELIXIR)

エリクサーでお馴染みのジャパンゴアテックス・ブースでは、来春発売予定となるエリクサーのパッチ・ケーブルを発見! ギターの音を劣化させずそのまま伝えるという従来の基本理念はそのままに、エフェクター間でもつなぎやすいようケーブル部分は柔らかく、プラグ部分は小さくマイナーチェンジされた。現在は2種類の長さを予定しているが、今後リクエストがあれば増やす可能性もあるという。

各メーカーのケーブルを弾き比べられる試奏コーナーも用意。ここでメーカーごとの特徴を体感したギタリストも少なくないのでは。

[ジャパンゴアテックス]

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