イベントレポート/2007楽器フェア(2)

ライブ/イベントレポート by 編集部 2007年12月14日

2年に一度の楽器の祭典「2007楽器フェア」(2007年11月1日~4日)のスペシャル・レポート第2回。前回に続き12のギター・ブランドを紹介します。

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取材・撮影・文:『ギター・マガジン』編集部
『ギター・マガジン』2008年1月号より転載

※『ギター・マガジン』2008年1月号には、本サイトには転載していないギター・ビルダーたちのインタビューも掲載しています。

【T’s Guitars】

長野県塩尻市を拠点に良質なカスタム・メイド・ギター製作を行なっているT’s Guitars。マスター・ビルダー高橋謙次氏のこだわりを具現化したArc-STDは、Arc Seriesの中核を担うモデルだ。時間をかけてくりぬかれたチェンバー・ボディはマホガニーの鳴りを存分に引き出し、高いレスポンスを実現した。ほかにもバズフェイトン・チューニング・システムを搭載したソリッド・タイプのDST-DropTopなども展示されていたぞ。

[T's Guitars 公式サイト]

【Cole Clark】

コールクラークのブースで、新作ANGELを発見! 同社としては珍しいサンバーストのカラーリングに、天使をモチーフにデザインされたという美麗ピックガードが映える1本だ。エボニー指板、ローズウッド+レッドガムのヘッドもこのモデルならではの仕様。

[コールクラーク 公式サイト]

【Mas Hino】

NYで15年にわたり、クラプトン、パット・メセニーをはじめ、数多くの有名ミュージシャンのギターを手がけてきたMas Hinoが自身のブランドを立ち上げた。彼が手にしているのはコア・トップ/マホガニー・バックのMANHATTAN。ポイントはリア・ピックアップのビル・ローレンスL-500XLと”マス・マジック・チューニング”と呼ばれる独特のチューニング法。これによりすべてのポジションでイントネーションが飛躍的に向上しているという。

[デイズ・コーポレーション 公式サイト - Mas Hino紹介ページ]

【Sandoval USA】

超がつく個性的なルックスで人目を惹いていたのは、ランディ・ローズの水玉Vの製作で知られるカール・サンドヴァルによるオリジナル・シェイプ・ギターたち。左からメガゾーン、フラミンゴ、ベルテル、ストリームライナー。日本限定で15本生産されるというメガゾーンは、何を隠そうあのエディ・ヴァン・ヘイレンも使用していた名器なのだ(ほかの3本にはすべて1点モノ!)。

[サンドヴァル 公式サイト]

【Zodiac Works】

ゾディアック・ワークスからは、アルダー・ボディにカーボン・コーティングを施した新モデルTWILLがお目見え。ボディの一部をチェンバー加工することで得られるファットなサウンドと、カーボンによるシャープな輪郭が絶妙なバランスのモデルとなっている。ピックアップ/カラー違いで3タイプがラインナップされている。

[ゾディアック・ワークス 公式サイト]

【Caparison】

Horusでお馴染みとなったキャパリソンの27フレット仕様をさらに弾きやすくしたスルー・ネック仕様の変形V=Orbit。ウィングがなだらかになっている独特のシェイプは、マホガニー・ボディの鳴りを強化するためだという。ノブひとつでマスター・ボリュームとピックアップ・セレクターを兼ねたプッシュ-プッシュ・スイッチなどは、テクニカル指向のギタリストと相性が良さそうだ。

[キャパリソン・ギターズ 公式ページ]

【Bacchus】

バッカスはフレイム・メイプルが美しいショー・モデルG-HOLLOWがディスプレイされていた。セミ・ホロー構造ながらコンター加工がされるなど、バッカスの高い技術力をうかがえる密度の濃い作品だ。ピックアップはダンカンSSL-5(フロント&センター)、同CUSTOM5(リア)をそれぞれ採用している。さまざまなジャンルで活躍してくれそうなギターだ。

[バッカス 公式サイト]

【Martin】

2007年夏のNAMMショーにて発表された全世界91本限定のO-45S Stephen Stillsも展示されていた。基本スペックは、アディロンダック・スプルース(トップ)+マダガスカル・ローズウッド(サイド&バック)を採用。シングル・オーの扱いやすいボディながらきらびやかなマーティンらしさが存分に味わえる逸品だ。細かいところまでこだわったビンテージ・スタイルの装飾も◎!

[マーティン 公式サイト]

【MM.Produce】

日本を代表するトップ・ギタリストのひとり、松原正樹プロデュースによるMD-Premier/G3。これは彼がソロ・デビュー30周年を迎えたことを記念したもので、デザインから材のマッチングまでを自ら行なっている。0フレットの採用や新開発のオリジナル・ピックアップ、ヒールレス・ジョイントなど、松原の長いキャリアからくるノウハウが凝縮された1本だ。

[MM.Produce 公式サイト]

【Sadowsky】

サドウスキーが今回のショーに向けて用意してきたのは、H-S-Hのストラト・タイプ。”ジャズ・ラインをソリッドでも”をテーマに作られたというこのモデルの特徴は、なんと言っても素晴らしい杢目のコア・トップ! バックのマホガニーと相まって、非常に甘いトーンを奏でてくれるぞ。なお、木の鳴りを生かすため、ピックアップ(オリジナル)の出力は低めに設定されているそうだ。

[オカダ・インターナショナル 公式サイト] サドウスキー日本代理店

【YAMAHA】

ヤマハのブースでは、サイレント・ギターやエレアコ・シリーズCPXなどを自由に試奏することができた。写真のモデルはボディ・サイド/バックにウォルナットを採用したCPX15WII。A.R.T.(Acoustic Resonance Transducer)と呼ばれる革新的な3ウェイ・ピックアップ・システムを搭載しており、倍音や箱鳴り感までもコントロールすることが可能になっている。

[ヤマハ 公式サイト - 製品紹介ページ]

【Takamine】

タカミネからは、注目のニュー・プリアンプCT4-DXを搭載したモデルが続々と発表された。この新しいプリアンプは、9V乾電池2個による高電圧動作が特徴で、定評あるパラスティック・ピックアップと相まって、繊細な指弾きからハードなストローク・プレイまで、歪みのないクリアなサウンドを出力してくれるものだ。写真のモデルはDMP512(左)とDMP713(右)。

[タカミネ 公式サイト]

【2007楽器フェア レポート 各回の掲載ブランドおよびイベント】

[2007楽器フェア(1)] 2007年12月13日
FUJIGEN
Gretsch
Killer
Hagstrom
mosrite
Squier
PRS(Paul Reed Smith)
Sugi
AriaProII
Gary Kramer
Gibson
Crews Maniac Sound

[2007楽器フェア(2)] 2007年12月14日
T’s Guitars
Cole Clark
Mas Hino
Sandoval USA
Zodiac Works
Caparison
Bacchus
Martin
MD-MM.Produce
Sadowsky
YAMAHA
Takamine

[2007楽器フェア(3)] 2007年12月15日
Bad Cat
EVH
GENZ-BENZ
Laney
ORANGE
MATCHLESS
LINE6
Marshall
Roland
Noah’sark
PLANET WAVES
Elixir
t.c.electronic
TASCAM

[2007楽器フェア(4)] 2007年12月16日
マイク・シャノン サイン会
チャリティ・オークション
レヴィース
Rock Pals
G&Lスペシャル・ライブ
フェンダー・イベント
A2シリーズ・スペシャル・セミナー Featuring ANGRA
PRSスペシャル・ライブ
T-SQUAREライブ
Roland/BOSSスペシャル・ライブ
VOX Meets Rock Legends

TUNECORE JAPAN