ギターのうまい人は何が違うのか?

加茂フミヨシ式ギター・トレーニング by 加茂フミヨシ 2013年7月19日

今週もQ&Aです。今回の話題は多くのギタリストがナゾに思っていいる事柄だと思います。この点について、僕なりの考えを述べさせてもらいます(このような質問は僕が執筆した本に付いているアンケートはがきや、僕のホームページに送られてきたものです)。

Q:

ギターのうまい人とヘタな人では何が違うのでしょうか?

A:

ギターのまい人=音のチョイスがまい人

僕の著書に『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』というものがあり、これは「速弾き」にスポットを当て、うまい・ヘタを分析しています。

し かし、一般的に「ギターがうまい・ヘタ」となると、速弾きなどの技術的なことは直接関係ありません。例えば、歴史に名を残すようなギタリストは、単純な コード・ストロークを名曲に昇華させたり、定番のペンタ・フレーズで多くの人々を感動させることができますよね。つまり、ギターのうまい人は「楽曲の中で 最適な音のチョイスができる」となります。

逆にギターのヘタな人は、「楽曲とは関係のないプレイをする人」と言えるでしょう。例えば、速 弾 きばかりのソロを弾くような人は、テクニックがあっても、リスナーの立場からするとヘタなギタリストと判断されるかもしれません。つまり、「テクニックが ある=うまい」ではないんです。そもそも、テクニックは「フレージングの選択肢を広げる道具」なのですから。

まくなるために何をすべきか

前述したように、テクニックの有無はギターのうまさには直接関係はありません。よって、目的もなく技術を磨くことは、苦労の割に結果が得られないでしょう。では、何をすれば良いのでしょうか?

音楽に対する目的は人によって違ってくるので難しい問題ですよね。しかし、「ギターのうまさ=音のチョイス」と考えると、良い音楽をたくさん聴くことが考えられます。ですから、良い音楽をたくさん聴いてください。

何を聴いて良いかわからないのでしたら、まずは名演・名曲から手をつけてみましょう。例えば、ビートルズでもOKです。彼らの音源を手に入れやすいですし、ビートルズを聴くことは何かと勉強になりますし。

なお、すぐに効果が出なくても慌てる必要はありません。効果の出方は人それぞれ。とにかく、楽しみながら音楽を聴いてくださいね。

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加茂フミヨシ

加茂フミヨシ

超絶技巧ギタリスト/クリエイターとして活躍する。傍ら、最先端エレキ・ギター奏法の求道者としても、多くのヒット作教則本を発表。2011年に、スティーヴ・ヴァイがバークリー音楽大学で記録した“世界最大規模のオンライン・ギター・レッスン”のギネス世界記録に挑戦。ヴァイの“ギター・レッスン受講者4,455人”の記録を“8,776人”に更新し、イギリスのギネス・ワールド・レコーズより日本人ギタリストとして正式承認される。世界に名を刻んだエレキ・ギター界の伝道師である。



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