LOUD PARK 09特集 ジョン5(ロブ・ゾンビ)インタビュー

インタビュー by 編集部 2010年1月8日

LOUD PARK 09インタビュー特集より,ロブ・ゾンビの怪奇へヴィロックを支えるジョン5をピックアップ。

 

ギター・チャンネル版ラウド・パーク特集第2弾は,リリース直前のロブ・ゾンビの新作『ヘルビリー・デラックス2』でも卓越のプレイを聴かせるジョン5だ。ステージでの怪しげなパフォーマンスの裏で,緻密かつギター然としたテクニックを披露した彼。ここでは,レコーディングにゲスト参加したレーナード・スキナードのニュー・アルバム『神と銃』でのプレイについての話題を紹介する。
ゲイリーと一緒にスライドをプレイして,しかもハーモニーも重ねられるなんて本当にすごいこと。
●レーナード・スキナードの新作『神と銃』(09年)にソングライター,ギタリストとして参加していますが,その経緯を教えて下さい。
○僕のソロ・アルバムを聴いたことがあるかな? そこではカントリーのインストゥルメンタルをたくさんプレイしていて,多くのカントリー・アーティストとも共演している。そしてアーティストのためにときどき曲も書いているんだ。僕のマネージャーがレーナード・スキナードと接触する機会があって,その流れで彼らと会うことができたのさ。始めは僕みたいな奇抜な格好をしたヤツがスタジオに来て,一体何ができるんだ?って顔で見られたよ。ただ彼らもカントリー・プレイを見せたら気に入ってくれて,それからはすべてがベストな方向に進んでいき,僕の人生にとって最高の時間を過ごすことができたんだ。スキナードは僕のギタリストとしての生涯の中で,とても大きな存在だからさ。
●彼らのイメージに合わせた曲を作ったんですか? それともあなたがイイと思うものを提供するんですか?
○彼らに曲を書くことでわかったのは,僕自身がレーナード・スキナードがとても好きで,バンドのことをよく知っていたということ。どんなkeyでプレイしたがるか,どんなスタイルを好むか,どんなギターを使うのか知っているので,ある意味試験を通過するために勉強しているようなものだった。彼らが気に入らないようなものを作りたいとは思わないし,そんなのは最終的にうまくいくわけないからね。僕はあまりにも長い時間ファンであり続けたからこそ,いい曲が書けたんだと思う。とてもラッキーだったよ。
●「サザン・ウェイズ」は彼らやあなたらしいサウンドで,「リトル・シング・コールド・ユー」の現代的なトーンは新しいファンも楽しめるものです。こういった組み合わせによって,このアルバムは幅広いキャラクターがありつつもとてもうまくまとまっていると思いました。
○「リトル・シング・コールド・ユー」や「フロイド」はすごく素晴らしい曲だし,アルバムの仕上がりには本当に満足している。「ギフテッド・ハンズ」という曲があるんだけどそこではスライドをプレイしていて,そこにオリジナル・ギタリストのゲイリー(ロッシントン)がハーモニーを重ねてくれたんだ。そのサウンドはまさしく「フリーバード」で,彼がプレイしたそれそのものだったよ。ゲイリーと一緒にスライドをプレイしていて,しかもハーモニーを重ねてもらえるなんて本当にすごいことだと思ったものさ。感激して震えが止まらないグレイトな経験だった。さっきも言ったけど,マジでラッキーな経験をさせてもらったよ。
●使ったギターやアンプは,ロブやマリリン・マンソン時代のものとは別ですか?
○同じギター,同じアンプだけど,ロブのほうがディストーションは多いという感じかな。スキナードでプレイする時は,ほとんどがアンプ直のサウンドなはずだよ。ケーブル以外,ギターとアンプの間には何もなかったはずださ。
●彼らからはどのようなことを学びましたか?
○なんて言えばいいのかな……常に新しいことを学んでいるから。彼らからはたくさんのスライド・プレイを学んだよ。あのテクニックは本当にすごいんだ。あとはハーモニーに関することも学んだね。いくつかの,決まった状況でのハーモニーのつけ方さ。僕は何よりも学ぶことが好きなんだ。ギターを弾くうえで最高の楽しみといえば,何か新しいことを学ぶことなんだから。
●レーナード・スキナードのアルバムの中で,一番好きなものをあげるとすると?
○このアルバム(『神と銃』)じゃダメかな(笑)? 難しいけどいい質問だ……ではデビュー・アルバム(『レーナード・スキナード』/73年)をあげさせてもらおう。
●自身のソロ作の構想はあるんですか?
○もちろんあって,実はもう録音も終えている。すべてのベースとギター・パートを録音済みで,これからドラムを録音していくところなんだ。僕はベッドの上でギターを弾いて,思い浮かんだものをある程度形にしていく。すごいアルバムになるよ。5枚目のインスト作で,とても大切なものになるだろう。素晴らしい出来だし,自分でも楽しみにしているんだ。2010年の春頃には発表できるはずだよ。ヘヴィロックとカントリーが融合したサウンドになるだろうね!
通訳:守屋智博
写真:ウィリアム・ヘイムス
【ロブ・ゾンビ・レーベル・オフィシャルHP(日本語)】
【ロブ・ゾンビ・オフィシャルHP(英語)】

 

ギター・チャンネル版ラウド・パーク特集第2弾は,リリース直前のロブ・ゾンビの新作『ヘルビリー・デラックス2』でも卓越のプレイを聴かせるジョン5だ。ステージでの怪しげなパフォーマンスの裏で,緻密かつギター然としたテクニックを披露した彼。ここでは,レコーディングにゲスト参加したレーナード・スキナードのニュー・アルバム『神と銃』でのプレイについての話題を紹介する。

 

ゲイリーと一緒にスライドをプレイして,しかもハーモニーも重ねられるなんて本当にすごいこと。

 

 

●レーナード・スキナードの新作『神と銃』(09年)にソングライター,ギタリストとして参加していますが,その経緯を教えて下さい。

○僕のソロ・アルバムを聴いたことがあるかな? そこではカントリーのインストゥルメンタルをたくさんプレイしていて,多くのカントリー・アーティストとも共演している。そしてアーティストのためにときどき曲も書いているんだ。僕のマネージャーがレーナード・スキナードと接触する機会があって,その流れで彼らと会うことができたのさ。始めは僕みたいな奇抜な格好をしたヤツがスタジオに来て,一体何ができるんだ?って顔で見られたよ。ただ彼らもカントリー・プレイを見せたら気に入ってくれて,それからはすべてがベストな方向に進んでいき,僕の人生にとって最高の時間を過ごすことができたんだ。スキナードは僕のギタリストとしての生涯の中で,とても大きな存在だからさ。

●彼らのイメージに合わせた曲を作ったんですか? それともあなたがイイと思うものを提供するんですか?

○彼らに曲を書くことでわかったのは,僕自身がレーナード・スキナードがとても好きで,バンドのことをよく知っていたということ。どんなkeyでプレイしたがるか,どんなスタイルを好むか,どんなギターを使うのか知っているので,ある意味試験を通過するために勉強しているようなものだった。彼らが気に入らないようなものを作りたいとは思わないし,そんなのは最終的にうまくいくわけないからね。僕はあまりにも長い時間ファンであり続けたからこそ,いい曲が書けたんだと思う。とてもラッキーだったよ。

●「サザン・ウェイズ」は彼らやあなたらしいサウンドで,「リトル・シング・コールド・ユー」の現代的なトーンは新しいファンも楽しめるものです。こういった組み合わせによって,このアルバムは幅広いキャラクターがありつつもとてもうまくまとまっていると思いました。

○「リトル・シング・コールド・ユー」や「フロイド」はすごく素晴らしい曲だし,アルバムの仕上がりには本当に満足している。「ギフテッド・ハンズ」という曲があるんだけどそこではスライドをプレイしていて,そこにオリジナル・ギタリストのゲイリー(ロッシントン)がハーモニーを重ねてくれたんだ。そのサウンドはまさしく「フリーバード」で,彼がプレイしたそれそのものだったよ。ゲイリーと一緒にスライドをプレイしていて,しかもハーモニーを重ねてもらえるなんて本当にすごいことだと思ったものさ。感激して震えが止まらないグレイトな経験だった。さっきも言ったけど,マジでラッキーな経験をさせてもらったよ。

●使ったギターやアンプは,ロブやマリリン・マンソン時代のものとは別ですか?

○同じギター,同じアンプだけど,ロブのほうがディストーションは多いという感じかな。スキナードでプレイする時は,ほとんどがアンプ直のサウンドなはずだよ。ケーブル以外,ギターとアンプの間には何もなかったはずださ。

●彼らからはどのようなことを学びましたか?

○なんて言えばいいのかな……常に新しいことを学んでいるから。彼らからはたくさんのスライド・プレイを学んだよ。あのテクニックは本当にすごいんだ。あとはハーモニーに関することも学んだね。いくつかの,決まった状況でのハーモニーのつけ方さ。僕は何よりも学ぶことが好きなんだ。ギターを弾くうえで最高の楽しみといえば,何か新しいことを学ぶことなんだから。

●レーナード・スキナードのアルバムの中で,一番好きなものをあげるとすると?

○このアルバム(『神と銃』)じゃダメかな(笑)? 難しいけどいい質問だ……ではデビュー・アルバム(『レーナード・スキナード』/73年)をあげさせてもらおう。

●自身のソロ作の構想はあるんですか?

○もちろんあって,実はもう録音も終えている。すべてのベースとギター・パートを録音済みで,これからドラムを録音していくところなんだ。僕はベッドの上でギターを弾いて,思い浮かんだものをある程度形にしていく。すごいアルバムになるよ。5枚目のインスト作で,とても大切なものになるだろう。素晴らしい出来だし,自分でも楽しみにしているんだ。2010年の春頃には発表できるはずだよ。ヘヴィロックとカントリーが融合したサウンドになるだろうね!

 

通訳:守屋智博

写真:ウィリアム・ヘイムス

 

【ロブ・ゾンビ・レーベル・オフィシャルHP(日本語)】

【ロブ・ゾンビ・オフィシャルHP(英語)】

 

 

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