[こと] ペペ祭り

青真鶴日記 by 鶴谷聡平 2012年8月3日

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7月16日、海の日に開催されたペペ祭りに行ってきました。場所は恵比寿のLIQUIDROOMの中に5月にオープンした新スペース「KATA」。ここはギャラリーでもあるし、ライブハウスとしても機能する実験的スペースで、海外の気鋭のアーティストの個展もあれば、人気DJが普段とは違うオルタナティヴなセットを披露する場にもなります。

そもそもぺぺ祭りって?そうですよね。これはPepe Californiaというバンドが主催するイベントで、彼らが好きなバンドやDJをブッキングして、これまではLIQUID LOFTで不定期に行われてきたパーティー。僕ら真っ青も何度かDJとして参加させてもらいました。

この日はライヴはぺぺだけで、他はDJが3人。ヨコハマの黒い集団、PAN PACIFIC PLAYA所属のLUVRAW。女の子DJチームTWEE GRRRLS CLUBを率いるSUMIRE。そして先日待望の新作をリリースしたGabby & LopezやNatural Calamityで知られるギタリスト/プロデューサーの森俊二。ライヴ前後のラウンジもかなり贅沢なDJのラインナップで、実際にみなさん普段よりぺぺっぽさを感じさせる選曲というか、朗らかでダンサブルな曲が多かったです。

Pepe Californiaの最近のライヴはとても安定感があって、いつ見てもいい。もっとも演奏ミスは毎回あるのですが、そこも含めてライヴならではのグルーヴに変えてしまっているところがいいのかな。編成は、KBがギター、Mitchoがヴォーカル/メロディカ/ベースなど、Toshiがシンセとスティールパン。本来ならサポートでKenkouがドラムで参加するのですが、KATAではドラムレスのライヴでした。

思い起こせば、ぺぺの初ライヴの時からずっと見てるんだよな。僕と山崎真央がSpiral Recordsのディレクターをしていて、2000年にPepe Californiaの『Llama』をリリースして、「ライヴは絶対やった方がいいよ」とハッパをかけて2001年に初ライヴ。みんな若かったですね、年齢も演奏内容も(笑)。

ぺぺのライヴが良くなったきっかけとしては、出音が良くなったというのもあるかもしれない。4~5年前から得能君が専属PAをやっていて、バンドが出したい音を理解している人が毎回どの会場でも音を作るという強み。この日もほんとに音が良くて、別のイベントで聴いたKATAの音よりはるかに良く聴こえました。

参考までに、Pepe Californiaのライヴ機材はこんな感じです。

KB:
Guitar

Mictho:
Vo.
Melodica
Bass
Microkorg
MPC2000

Toshi:
Prophet V
Steel Pan
MacBook Air

真っ青

クラブのみならず、ファッションショーやホテル、ショップ、カフェなど、およそ音楽と触れ合うことが出来る空間すべてに良質な選曲を提供してきた山崎真央(gm projects / AKICHI RECORDS)、鶴谷聡平(NEWPORT)、青野賢一(BEAMS RECORDS)の3人が結成したユニット「真っ青」。20年以上のDJキャリアに裏付けされたスキル、レコード・CDショップのバイヤー経験がもたらす豊潤な音楽的バックグラウンド、そしてアート、文学、映画などにも精通する卓越したセンスから生まれるそのサウンドは、過去、現在、未来に連なる様々な心情を呼び起こし、聴くものの目前に景色を描き出すものである。


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