今月はアメリカ西海岸で活動中!インディペンデントで活躍するサムライ・ラッパー、K.A.N.T.A

TUNECORE JAPAN的音楽活動のススメ。 by TUNECORE JAPANスタッフ 2014/03/14

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今回ご紹介するラッパー兼プロデューサーのK.A.N.T.Aは、まさに今月1日に成田からロサンゼルスへと飛び立ち、新天地での音楽活動を開始しました。大手レーベルとは距離を置きながらも注目を浴びる彼は、いったい何を見据えているのでしょうか。

12歳までの幼少期をロンドンで過ごしたというK.A.N.T.Aは、なんと18歳でアルゼンチンのサッカーチームとプロ契約していたという異色の経歴を持っています。2010年に帰国し、翌年に自身のレーベルから初のアルバムをリリース、ミュージシャンとしてのキャリアをスタートしました。2012年には世界の音楽カルチャーを支えるHennessy ArtistryでDJのCohenbeatsとのセッションに挑み、米西海岸の90年代ヒップホップを代表するThe Pharcydeの来日公演にもゲスト出演も果たしています。音楽だけでなくファッション界でも活躍し、毎週木曜にはblock.fmでラジオ番組のパーソナリティを務めるなど、様々なフィールドへ活動の幅を広げています!

日本初のヒップホップレーベル「MAJOR FORCE」を設立した父親のK.U.D.Oに影響を受けて音楽に目覚めたというK.A.N.T.A。無意識に出るフレーズや好きな音の色などは、父親が車の中で鳴らしていたさまざまなジャンルの音楽から受け継いだものであり、その感性はDNAにも刻まれているといいます。彼の音楽を聴いてみると、たしかにヒップホップ的なビートを鳴らしつつも、ロックやニューウェイヴなど多彩な音楽性を取り込んでいるように感じますね。

「すべてインプットしたのではなく、自分の中でこの曲のこのベースの頭2小節をループしたら……みたいな感じで頭の中で自分が良いと思うサウンドを無意識に鳴らしていました。」
影響を受けたアーティストについて尋ねると、楽曲の構成をなどはトッド・ラングレンやビートルズ、ラップはカニエ・ウェスト、ライブでの表現は故郷イギリスのレディオヘッドやアトムス・フォー・ピースをリスペクトしているそうです。

さて、今回も音楽の制作環境について詳しく聞いてみました!
K.A.N.T.Aがメインに使用している機材はELEKTRONのサンプラーユニットOctatrack DPS-1とアナログ・シンセサイザーAnalog Fourです。以前はAKAI MPC1000で曲の基礎作りをしていましたが、Octatrackを使うことでパソコンを使った作業時間が減り、制作とライブの境目がなくなったといいます。

エディットに用いるのはAbelton LiveとProTools。鍵盤はAKAIのMIDIキーボードMPK49でE-MUのラックを弾いています。どうやらソフトウェア音源は使っていないそうです。「ぼくはソフトウェア音源の鳴りがどうしても好きになれなくて、ハードウェアからいいケーブルを使い流し込むことで、音の角が滑らかになる印象があります。」ということでした。

モニタースピーカーはGENELEC、オーディオインターフェイスにはMOTU 828mk3を使用して、ケーブルはすべてオーダーメイドの物を使用。ベースはEpiphoneのSGでギターは同じくEpiphoneのアコギ。最近手放してしまったというEpiphoneのDotに代わって、次はGibsonかFender USAのハイエンドモデルを狙っていると教えてくれました。

楽曲の制作手順は、まずドラムの音色選びから。「ドラムは僕にとってすごく重要で建物の基礎みたいな感じ」と話すK.A.N.T.A。愛用のOctatrackでドラムの一音一音、イコライザーとコンプレッサーをかけて細かく音色を作り込み、ビートを打ち込み、その後でパラメーターロックという機能で細かい打ち込みの調整をしています。ドラムのビートが決まったところで、あとはミュージシャンにスタジオへ来てもらい、生楽器をレコーディングしたり、自分で楽器を弾いたり、ボーカル録ったりして音を重ねていきます。それにAbeltonで細かい調整を重ねたのち、最後はProToolsで各ステムをインポートしてからミックスダウン。ミックスはUADのプラグインをメインに使い仕上げているそうです。

冒頭でもお伝えした通り、K.A.N.T.Aは現在、アメリカのロサンゼルスを拠点にライブとミュージックビデオ撮影、現地のアーティストとのスタジオセッションなどに取り組んでいます。自身が立ち上げたレーベルのブランドを世界に広めていくため、K.A.N.T.A独自のアプローチで積極的に海外でのパフォーマンスを行っていくそうなので、ぜひぜひ彼のツイッターなどで近況をチェックしてみてください!

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