第8回:超絶チョーキング“顔”ギタリスト・ランキング!

超絶スーパーテク大全 by 熱血ギター仙人 2013/06/26

このたび編集部から“超絶なチョーキングをテーマに”ということでお話をいただきましたが、ジャズはともかく、チョーキングをしないエレキ・ギタリストはほとんどいませんし、さまざまなチョーキングの違いを映像で紹介するのはなかなか難しいところもありますので、そこで今回は独断と偏見による超絶チョーキング顔ギタリスト(!?)を勝手にランキング形式でご紹介したいと思います!

 

チョーキングは“顔”が命!

エレキ・ギターのエモーショナルな表現に欠かせないテクニック、チョーキング。ご存じのとおり、チョーキングとは弦を左手で低音弦側、もしくは高音弦側に引っ張り上げて(下げて)音のピッチを上げる弦楽器特有の奏法で、こればかりは打ち込みでは再現できません。シーケンサーやキーボードのベンドとは、ちょっとニュアンスが違うんですよね。チョーキングがエレキ・ギターの奏法を発展させてきたことは間違いないでしょう。

 

しかし、チョーキングをすると、どうしてああいう苦しくてせつない顔になるのでしょうね(笑)。私もはっきりと理由はわかりませんが、チョーキングは絶対に顔の動きとセットなんです。チョーキングをしている指がそんなにキツイわけじゃないんですが、やっぱり感情を乗せやすいテクニックなんでしょうね。

 

1位:ゲイリー・ムーア

勝手にランキングしておいてなんですが、ランキングはかなり悩みました。しかし、チョーキングと聞いて、私が真っ先に思い浮かべるのは、やはりゲイリー・ムーアです(歳がバレますね!)。ゲイリーのチョーキングはまさに“咆哮”という言葉がピッタリ。2010年に行なわれた21年ぶりの来日公演も観に行きましたが、ゲイリーの場合、チョーキング一発で大歓声になるんです。今では数少なくなったギター・ヒーローのひとりだな~と感慨に浸った記憶があります。しかし、ゲイリーは翌2011年に急逝。来日公演ではその健在ぶりを見せつけてくれただけに本当に残念です。惜しい人を失くしたと思います。

 

2位:カルロス・サンタナ

代表曲「哀愁のヨーロッパ」の“哀愁”を誰が名づけたのかはわかりませんが(原題は「Europe(Earth’s Cry Heaven’s Smile)」)、まさしく言い得て妙というか、サンタナは哀愁漂う泣きのギターがたまりません。チョーキングとロング・サステインを組み合わせるのがサンタナの得意技ですね。

 

3位:B.B.キング

サンタナのアイドル、B.B.キングもチョーキングの達人です。1音ですべてを持っていってしまう音の説得力には比類なきものがあります。B.B.キングの自伝には奥さんにギターを弾く時の顔を“レモンでも食べた時みたい”と言われたというエピソードがありますが、B.B.のチョーキング顔はまさにそんな感じ!

 

4位:マイケル・シェンカー

チョーキングを巧みに操るギタリストとして、ぜひ取り上げたいのがマイケル・シェンカーです。メロディアスなフレーズの中に織り交ぜる泣きのチョーキングがとにかく絶品。ワウ・コントロールによる表情付けも素晴らしいです。ヨーロッパ出身ということもあって、どこか翳りのあるトーンの色彩感も特徴ですね。

 

5位:ポール・コゾフ

若くして急逝したフリーのギタリスト、ポール・コゾフもチョーキングの達人です。各種写真や映像を見ると壮絶な泣き顔です!

チョーキングは顔で弾きましょう!
みなさんのランキングはどんな感じですか?

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