第9号 これって本当に“あるある”なの!? ドラマーには×××ってあだ名の人が多い。

別冊バンドあるある by バンドあるある研究会 2013/08/22

今回の『別冊バンドあるある』は新しい企画! バンドあるある研究会のメンバーでありながら、バンド未経験の松本が、同じく研究会メンバーで、ちゃんとバンド経験者である藤澤に、これってバンドあるあるなの?と疑問を投げかけるネタを提出。藤澤がそれをジャッジします!

ライブのとき、友人に「アンコールよろしくね」って頼んだこと、あります?

ライブあるある:

率先して「アンコール!」と叫んでくれる友人を客席に招く。

aruaru-iinkai 人気バンドは、ほっといてもファンが手拍子を始めてくれますが、鳴かず飛ばずのバンドは、そうはいきません。ほっといたら、お客さんみんな、光の速度で帰りますからね。その流れを食い止める方法は2つ。心ある友人の叫び声を待つか、速攻でステージに戻るか。アンコールはやりたいけど、かといって、アンコールの押し売りは避けたい。だから、ノリの良い友人をアンコール要員として仕込むわけです。それを世間では「サクラ」と呼びます。ただし、ひとつだけ注意点が。率先して「アンコール!」を叫んでくれるタイプの人は、ライブ中にガヤを入れてくるタイプでもあるので、くれぐれも人選は慎重に!
あるある判定:★★☆

 バンドあるある:

バンドマンは名刺を持たない。

aruaru-iinkai 基本は持ちませんね。ただ、これはバンドマンに限らないような。芸能人は顔が名刺って言いますから、きっとその流れだと思います。窓口担当のメンバーだけが持っているケースも。まあ、たいていはベースかドラム、どちらかですけどね。名刺を差し出すボーカルなんて一度も見たことがない。プライドが許さないはずです。そういえば、役者さんって名刺を持っている人が多くないですか? 今度、松本さんに聞いてみよっと。
あるある判定:★☆☆

バンドマンあるある:

下北沢の珉亭に行ったことないバンドマンはいない。

aruaru-iinkai 珉亭(みんてい)は、あの甲本ヒロトさんがバイトしていたことでも有名な中華料理屋。メニューはどれも量が多くて味も良く、2階はお座敷になっていて、打ち上げ会場としても使える、バンドマンなら誰もが訪れたくなるお店です。が、松本さん。「行ったことないバンドマンはいない」は、ちょっと言い過ぎ。あくまでも下北を拠点に活動するバンドマン限定のあるあるですね。珉亭が全国にチェーン展開したら、真のバンドあるあるに昇格するかも!?
あるある判定:★☆☆

バンドマンあるある:

ペットのように、自分の楽器に名前をつけている。

aruaru-iinkai たとえ楽器に名前を付けていたとしても、それを周りに話す人はいないと思います。メンバーにドン引きされたら、バンドマン生命にかかわりますからね。だから、少なくとも表向きは、なしなし。
あるある判定:☆☆☆

ドラマーあるある:

「お父さん」ってあだ名の人が多い。

aruaru-iinkai お父さんキャラの人は確かに多いですが、お父さんってあだ名のドラマーは聞いたことがないですね。ドラマーをお父さんと呼ぶのは、実の子供くらいです。だけど、例えば10代のバンドに、40代のドラマーが入ったら、そう呼ばれそうですよね。いや、お父さんを通り越して、ジジイ!と呼ばれる危険性も。
あるある判定:☆☆☆

ボーカリストあるある:

メンバーはボイトレに通うことをすすめるが、当の本人はそんなところに通う必要はないと頑なに拒否。

aruaru-iinkai ノドに自信があるのか、単純にめんどくさいのか、お金がもったいないのか、はたまたボイトレ講師を信用していないのか。行かない理由は人それぞれですが、メンバーに「行け!」と言われると余計に拒否反応が……。今話題の林修先生もテレビで仰っていました。勉強は、「させる」ものではないと。
あるある判定:★★☆

ギタリストあるある:

付ける付けないは別にして、ドクロの指輪は一応持っている。

aruaru-iinkai 確かに持っているイメージ。一度は手を出してしまう感じ、あると思います。ギタリストの部屋でドクロを探すのは、ウォーリーを探すよりも簡単です。
あるある判定:★☆☆

ベーシストあるある:

他のメンバーよりも、筋肉に関しての知識が多少ある。

aruaru-iinkai このネタを“ドラマーあるある”ではなく、“ベーシストあるある”にカテゴライズした松本さんの想像力に拍手を送らせていただきます。頭の中を覗いてみたい。もしくは、単なるあまのじゃくか。いずれにせよ、結果は残念。もし筋肉の知識に秀でるメンバーがいるとしたら、それはやはりドラマーかと。
あるある判定:☆☆☆

 楽屋あるある:

結構、ムダに時間を過ごしている。

aruaru-iinkai これは永遠のテーマと言っても良いかもしれません。例えば、待ち時間を趣味などに費やしたくても、出番前は緊張や興奮が、出番後は余韻や後悔が邪魔をする。ボーッとするのも悪くないが、楽屋でボーッとは、部屋でボーッとに比べて、ボーッと感が弱い。“楽屋の有意義な過ごし方”を発明したら、いい値段で売れる気がします。リットーミュージックさんから1冊どうですか?
あるある判定:★★☆

バンドマンあるある

新曲作るの面倒臭い。

aruaru-iinkai やめちまえ!!
あるある判定:★★★

 

バンド未経験でも、さすがバンドあるある研究会メンバー。いいとこ突いてきます。なお、あるある判定の星の数は、藤澤の独断と偏見で決めておりますので、あしからず。今回、松本さんの代名詞である下ネタがなかったのが残念。欲求不満になりそうです。次回は期待してますよ! 皆さんもお楽しみに!(藤澤)

※次回は9/5(木)更新予定です。

バンドあるある研究会

松本哲也

劇作家。小松台東主宰。共著に『漫才入門』『ムダ話が得意になる本』などがある。

藤澤朋幸

放送作家。バラエティを中心にテレビ番組の構成を手掛ける。元バンドマン。

あなたの「バンドあるある」大募集! 秀逸な投稿は本連載で取り上げさせていただきます。また最優秀投稿者にはクオカードをプレゼント!!

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