第5号 「各パートあるある」10連発! 『ギター・マガジン』読者は××××ってホント!?

別冊バンドあるある by バンドあるある研究会 2013/06/20

今回の「別冊バンドあるある」は前回に引き続き、書籍『バンドあるある』で惜しくも解説を付けられなかったネタをたっぷり、時にはあっさり解説!  今回は「各パートあるある」から10連発!

ライブ映像を見返すと、ボーカルにカブってほとんど映っていない……というドラマーあるあるも。

バンドはいろんなパートから成り立っています。そして各パートごとに、他のパートの人には共感してもらえないほどピンポイントな“あるある”が存在するんです!

 

ボーカリストあるある:

出番前には一人になりたがる。

aruaru-iinkai 自意識過剰の表れかもしれませんね。まるで自分一人がバンドの全プレッシャーを背負っているような行動。出番前に集中したいのは、どのパートのメンバーも一緒のはずです。だけど、楽屋でやるべきことはライブの準備だけではありません。対バン相手とのコミュニケーションだって大事なライブ活動です。シャイで不器用なボーカルは、楽屋の会話の輪に入れない自分を、一人になりたがるフリをすることで誤魔化しているだけ。その証拠に、楽屋の片隅で瞑想中のボーカルに話しかけてみてください。待ってました!と言わんばかりの顔で振り向きますから。(藤澤)

 ボーカリストあるある:

マスクは顔の一部です。

aruaru-iinkai 花粉症を患う季節ではありません。夏風邪をひくほど柔でもありません。変装するほど売れてもおりません。ではマスクを付けているのはなぜか。それは他でもなく、歌い手の命とも言えるノドを守っているわけです。いえ、はじめは確かにノドのケアが目的でした。ところが、気付けばマスクをしないと生きられないカラダに。挙句の果てには、ライブ以外で口元を見られるのが恥ずかしくなってくる始末。いいですか、皆さん。ボーカリストがマスクを外すのは、女の子がブラを外すのと同じだと思ってください。心を開く瞬間です。(藤澤)

ギタリストあるある:

『ギター・マガジン』を読んでいる人は、背伸びしている。

aruaru-iinkai 立ち読みしながら足のカカトを浮かせているとか、もちろん、そういう意味の背伸びではないです。ふくらはぎを鍛えているわけではありません。それはバンドマンではなく、ラガーマンです。『ギター・マガジン』を読んでいる人は、『ギター・マガジン』よりも、それを読んでいる自分が好き。人目を意識している。実際に書いてある内容は少々難しくて、さほど頭に入ってこない。いや、これ以上書くとリットーミュージックから営業妨害で訴えられそうなので、最後は媚を売って終わりたいと思います。『ギター・マガジン』万歳!!(藤澤)

 ギタリストあるある:

「クラシックギター」と「カットギター」違いが正直よく分かりません。

aruaru-iinkai だったら、素人には全く分かるわけがない。(松本)

ベーシストあるある:

「ベースやりたい!」って始める人は、変態じゃないかな~。

aruaru-iinkai この僕もバンドマンに取材するまでは、これが“あるある”とは知りませんでした。だけど、みんな口をそろえたように言うんですもん。ベースは変態だ!って。ドラムも変態が多いと聞きました。あと、キーボードも。要するに、バンドマンが変態ってこと!? ちなみに、某女性ベーシストの口から「ベーシストは変態です!」と聞いたときは、思わず性的興奮を覚えてしまったことを、ここに告白いたします。(藤澤)

ベーシストあるある:

ハルク・ホーガンがベーシストであることを知っている。

aruaru-iinkai ならば、そのハルク・ホーガンがプロレスラーとしてデビューする前、軍隊以上のシゴキをし、シュートテクニックを叩き込んだのが、日本人プロレスラー、ヒロ・マツダであることはご存じだろうか? ベーシストの皆さま。そしてホーガンはこう言っています。「今の新人レスラーのトレーニングなんて、俺がマツダから受けたシゴキに比べたら、赤ちゃんをあやしてるようなもんだぜ」と。ぜひライブMCでお使い下さい。(松本)

ドラマーあるある:

8割のドラマーはもっと前に出たいと思っている。

aruaru-iinkai 学生時代にドラムを始めるきっかけは、サッカーでゴールキーパーをやらされるのと同じ、と言うのは書籍『バンドあるある』の解説で触れています。その昔、コロンビア代表GKにイギータという選手がいまして、チリチリ頭の髭男。彼はGKにも関わらず、ドリブルして敵陣営まで行くんです。そして、ボールを取られたら慌てて自陣に戻る。ちょっと嬉しそうに。イギータはきっと、学生時代デブで、バルデラマに強引にキーパーをやらされたのではないか。本当はFWをやりたかったのではないか。ドラマーのあるあるを聞いて、そんなことを思いました。(松本)

ドラマーあるある:

スティック以外で叩いてみたいという願望。

aruaru-iinkai 何事においてもマンネリは避けたいですからね。そういう願望も出てきて当然だと思います。となると、何がいいのでしょうかね……焼きあがったフランスパンを店頭に並べる毎日にマンネリを感じた職人は、そのフランスパンで客の頭を殴ったという武勇伝があります。また、学生時代の友人Y君は、マンネリした彼女とのセックスを回避する為、キュウリを使ったと自慢していました。その後のネタになるのであれば、何をどう使ってもいいのでは。(松本)

 キーボーディストあるある:

キーボーディストだけ譜面を見ても許されるのが得した気分。

aruaru-iinkai 昔、イベントでコピーバンドやったことがあります。その時、キーボード担当だったI君がまさにこんな事言っていました。プロの人でも譜面見ているから、俺も譜面見てやっていいでしょ?と。周りは、イヤイヤ、覚えなきゃダメでしょ!と説得したのですが、I君は絶対に譜面を外そうとしませんでした。しかも、1曲しかやらないのに! 1曲だけですよ! それでも譜面見ていて許されるのですか?(松本)

バンドスタッフあるある:

本当はいらない。

aruaru-iinkai この場を借りて、弁解させてください。バンドスタッフの皆様の存在意義を否定しているわけでは決してございません。本当は自分たちで出来るような仕事もスタッフに任せっきり。そんな甘ったれバンドマンに対する「喝!」です。何と言いますか、専属のスタッフがいた方がバンドに箔が付くんですよね。メジャー感です。いや、まずいぞ。これはこれで世のバンドマンを敵に回した感が……。出直してきます! 逃げろ~~~!(藤澤)

 

そろそろ「別冊バンドあるある」だけでは物足りなくなってきたのでは!? 書籍『バンドあるある』未読の方はぜひ! 好評発売中ですよ。と言っても、こちらの連載もまだまだ、やめろと言われても、まだまだ続きます! あなたが思うバンドあるあるネタをぜひ投稿ください。もちろん、お客さん目線のバンドあるあるも大歓迎です!

※次回は7/11(木)更新予定です。

バンドあるある研究会

松本哲也

劇作家。小松台東主宰。共著に『漫才入門』『ムダ話が得意になる本』などがある。

藤澤朋幸

放送作家。バラエティを中心にテレビ番組の構成を手掛ける。元バンドマン。

あなたの「バンドあるある」大募集! 秀逸な投稿は本連載で取り上げさせていただきます。また最優秀投稿者にはクオカードをプレゼント!!

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