第4号 珠玉の「ライブあるある」10連発! 楽屋で初対面の対バンに好きなアーティストを聞かれたら…??

別冊バンドあるある by バンドあるある研究会 2013/06/06

書籍『バンドあるある』発売から1カ月ちょっと。大変ご好評いただいているようでうれしい限りです。今号は、本書で惜しくも解説を付けられなかったネタをたっぷり解説! すでに本をお持ちの方も、これから手に入れる方も必読です。まずは「ライブあるある」の章から10連発!

バンドが一番輝く瞬間、それがライブ。本番中だけでなく、楽屋や終演後など「あるあるネタ」には事欠きません。

バンドが一番輝く瞬間、それがライブ。本番中だけでなく、楽屋や終演後など「あるあるネタ」には事欠きません。

 

ライブあるある:

結局、カバー曲の方が盛り上がる。

aruaru-iinkai 渾身のオリジナル曲も、なかなか人の胸に刺さらない。「今日は新曲を作ってきました!」と張り切っても、そのバンドを初めて観た人にとっては、やる曲すべてが新曲。悲しいかな、あんなに練習した新曲よりも、その場のノリでやったカバー曲の方がよっぽど盛り上がるわけです。まあ、言ってしまえば、生演奏のカラオケですからね。選曲さえ間違えなければOK。(藤澤)

 楽屋あるある:

出演者とイスの数が合わない。

aruaru-iinkai 楽屋で座るとこなくてウロウロしているバンドマン、確かに見かけたことあります。この辺の事情、ライブハウスの人はどう考えているのでしょうね? 飲食店だったらイスを出してくれますけど、そうは行かないでしょうしね。限られたイスに今座れている人も、腰を上げた瞬間に奪われてしまう危険性があるか安易に立てない。困ったもんですね。いっそのことイス全部取っ払って座敷みたくしたらどーですか? 直です。直。始発待ちの路上に座れるわけだから、楽屋の地べたなんて平気でしょ?(松本)

ライブあるある:

女性ファンのワキ汗にちょっと引く。

aruaru-iinkai 拳を突き上げた時、ワキがガラ空き……。女性の無防備な所に目が行ってしまうのは、ライブ中のバンドマンも例外ではありません。汗をかくほど盛り上がってくれているのは、もちろんうれしいです。それを“引く”なんて言ったら失礼なのは分かっています。だけど、「ワキ汗も滴るいい女」とは、どうしても言えないのです。ちなみに、グレーの服がいちばん目立ちます。バンドTを作る際は参考にしてください。(藤澤)

 ライブあるある:

最近の若いバンドマンはお酒を飲まないから終演後あっさり帰る。

aruaru-iinkai これってバンドマンに限ったことじゃないんですよね。今の若い子たちは本当にお酒を飲まない。そんなんでいいのか!と言いたいです。酔っぱらって饒舌に夢を語って翌日恥ずかしくなったり、身に覚えのない傷が体にできていたり、フッラフラで朝のラッシュに乗り込みサラリーマンに白い目で見られたり。そういうのもいいものだと思いますけどね~。酒を飲まない若者に、気分爽快(森高千里)を聴く資格なし!(松本)

ライブあるある:

とにかく上半身裸になりたがるやつ。

aruaru-iinkai マッチョな肉体を見せつけたいのか、脱ぐのは、もっぱらドラマーです。百歩譲って、ステージ上で脱ぐのは理解できたとしても、楽屋に戻り、汗が引いても裸のまんま。対バン相手にカワイイ女性スタッフがいたもんなら、もうその日は服を着ないつもりです。脱いだ服を捨てるんじゃないかな?(藤澤)

楽屋あるある:

栄養ドリンクを、出番から逆算してどのタイミングで飲むべきか迷う

aruaru-iinkai 実際、楽屋で迷っている時に「栄養ドリンクいつ飲むのか? 今でしょ!?」と言ってくるバンドマンがいたら、演奏もたいしたことないと思いますよ。気を付けて! 流行ばかりを追いかけた、信念の欠片らもない野郎だきっと。(松本)

楽屋あるある:

好きなアーティストを聞かれたら、「一周回ってミスチル」とあえて答える。

aruaru-iinkai 言うまでもなく、ミスチルは日本屈指のロックバンド。だから堂々と胸を張って「ミスチル!」とだけ答えればいいのです。そう、わざわざ“一周回る”必要などないのです。「ははーん、さてはコイツ音楽知らねーな?」と思われたくないだけの、ちっちゃい人間なのです。(藤澤)

終演後あるある:

機材費が思っていたより高くてビビる。

aruaru-iinkai プラス、ノルマ割れしていたらさらにビビりますね。親に頭を下げて借りた1万円で事足りるよう、ひたすら拝むしかありません。打ち上げ代も取っておかなきゃなんないし、打ち上げ後のラーメン代もできれば……流れでピンサロ行くかもしれないし……やはりライブ当日はなにかとお金がかかりますね! 1万円じゃ足りんわ!(松本)

 チケットノルマあるある:

キーボーディストの集客には期待していない。

aruaru-iinkai 照明も当たらない、音も聴こえない……。なのに、客を呼べとは言えません。友達を呼んでも、最悪、死角で見えない可能性だってあります。そもそも、物静かなおしゃれさん。客呼びなど柄ではありません。そんな暇があったら、代官山のカフェでカプチーノでもすすります。(藤澤)

地方ライブあるある:

打ち上げはライブハウスの店長が連れて行ってくれる、あまり美味しくない居酒屋。

aruaru-iinkai そのご厚意に感謝しなさいよ!と言いたいけれど、地方での楽しみのひとつ“食”は切っても切れないものなので、悲しくなりますよね。店長としては、普段通っている店に東京のバンドマンを連れて行き、周りの地元民に対して優越感を味わいたいのでしょうが……いっそのこと、庄屋とか和民とかに連れて行かれた方があきらめがつく! 東京にはない地方限定メニューとかありそうだから。(松本)

 

共感する「ライブあるある」はありましたか? 皆さんもあるあるネタを思いついたら、ぜひこのページ一番下のボタンからお寄せください。面白いネタは本連載で紹介し、賞品をプレゼントします(正直、ほとんど投稿がないので、今なら全員掲載かも……!?)。とにかくお待ちしております!!

※次回は6/20(木)更新予定です。

バンドあるある研究会

松本哲也

劇作家。小松台東主宰。共著に『漫才入門』『ムダ話が得意になる本』などがある。

藤澤朋幸

放送作家。バラエティを中心にテレビ番組の構成を手掛ける。元バンドマン。

あなたの「バンドあるある」大募集! 秀逸な投稿は本連載で取り上げさせていただきます。また最優秀投稿者にはクオカードをプレゼント!!

あなたのバンドあるある大募集

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