16ビートを体で感じてロックしよう!/MI Japan ベース・クリニック

MI JAPANベース・クリニック by ティム・ミラー 2012年2月21日

ベース・ラインに洗練された印象を与える16ビートは、ロック一辺倒のプレイヤーにとっては、なかなか練習する機会がないものだ。そこで今回は、このファンキーなリズムを体で感じながらロックできるようにするためのトレーニングを紹介しよう!

INTRODUCTION

皆さんこんにちは、MI JAPAN大阪校BIT科のティム・ミラーです。

今回のテーマは”16ビートを体で感じてロックしよう!”というもの。16ビートはブラック・ミュージックのみならず、カッコいい曲の洗練されたベース・ラインにはよく登場します。このファンキーなリズムをマスターするためのトレーニング・フレーズをたくさん紹介していきますので、じっくり練習して自分のものにしてしまおう!

 

 

 

【MIxベーマガ】OPEN HOUSE ティム・ミラー先生

Lecture 1:ストリング・ジャンピング

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まず紹介するのは”ストリング・ジャンピング”と呼ばれるエクササイズ。すべての音符はマイナー・ペンタトニックで構成されていて、ロック・ベースでよく登場するパターンが中心になっています。目標はずらっと並んだ16分フレーズをスムーズに弾けるようにすることですが、これを曲中で応用するために大切なのは、指板上のどこにどの音があるのかを頭に入れてしまうこと。慣れないうちはリズムを気にせず弾いてみて、まずはそれぞれの音符の位置を覚えてしまいましょう。

練習方法は、はじめに(1)の4小節だけをゆっくり弾いてみます。それに慣れたら今度は(2)に進み、どちらも弾けるようになったら、それらを通してみましょう。このような感じで、(1)〜(10)までをすべて弾けるように頑張ってください。重要なのはメトロノームを使って一定のテンポで弾くことと、指板を見ないでも弾けるくらいにパターンを覚えて、違うキー(ポジション)で練習してみることです。またこの練習には、弦を押さえる指の力をアップさせる効果もあります。16ビートを弾きこなすためにも、頑張って練習しましょう!

Lecture 2:16ビートを体に馴染ませるトレーニング

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続いては、16ビートのリズム感を鍛えるための練習フレーズを集めてみました。リズム譜のみで表記していますので、自分の好きな音で弾いてかまいません。ただしビートの感覚をしっかりと体に馴染ませるためにも、必ずメトロノームを鳴らしながら弾くようにしてください。

Ex-1は16ビートのフィーリングに慣れるために、2フィンガー/ピック弾きを問わずオルタネイト・ピッキングを守りましょう。4分音符1拍を4分割したのが16分音符ですが、Ex-2 〜5では、そのどこかに休符が入っています。Ex-2は最後の4つめ、Ex-3は3番目、Ex-4は2番目、Ex-5は1番目に16分休符がありますね。テンポの速い16ビートの曲では、音数の多いベース・ラインになっていることが多いので、その際に突然現われる休符に対して反応できるようにするための練習です。

Ex-6は4分音符3つぶんでひとまわりするフレーズです。同じフレーズが3拍ごとに登場するので、2度目は1小節4拍目、3度目は2小節3拍目、4度目は3小節2拍目、5度目は4小節1拍目とずれていきますね。同じフレーズを小節の1拍目から弾かないことに慣れておくのはとても大切です。続くEx-7 〜8も同じようなタイプのフレーズなのでチャレンジしてみてください。

ここまでに登場した譜例よりも難しいのがEx-9です。このフレーズを間違えずに弾くためには、演奏していない16分休符を感じる必要があります。もし弾くのが難しかったら、メトロノームを4分音符で鳴らしている場合は、ウラの16分音符の部分でも音が鳴るセッティングにしてみるのも良いでしょう。Ex-10〜11でも、さまざまなタイプの16ビートを感じてみてください。

ティム・ミラー プロフィールmi_bm_2012_01_instructor

76年にThe Lazer Bandでデビューしたのち、84年にはMIハリウッドにてティム・ボガートやジェフ・バーリンに師事する。LAを拠点にさまざまなバンドを歴任しながら同校講師に就任し、96年には大阪校に講師として来日。その後もライヴやRECサポートとして活躍しており、現在は『超絶ギタリスト養成ギプス』でお馴染みのケリー・サイモンとともに、東京〜大阪をまたに掛けて活動中。このセミナーには2010年8月号以来、2度目の登場だ。

■この動画について

このページの動画に対応した記事と譜面は、『ベース・マガジン2012年01月号』でごらんいただけます。

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